2012年 11月 30日
好きになって出る大学・・・「武器」は与えられていた♪
いやいや、空いた時間に書店を覗くと、時に思いもかけないような収穫に恵まれることがあります。
先週末もそんなことがありました。
はい、新書コーナーに1冊だけ鎮座していたこちらの作品。

124.『明治大学という「武器」を持て いま、なぜ受験生と企業に人気なのか』
中村三郎著 経済界新書

ちぇりーさん、思わずつぶやきました・・・なんじゃこれ?
早速、FBのコネタにと表紙と裏表紙を写メして、タイムラインに投稿して、
危うく衝動買いしてしまいそうでした・・・
なんて、コメントつけていましたが、そのまま購入せず書店を出ようとしたものの、何故か妙に後ろ髪をひかれて、結局他の新書と一緒にレジまで運んでいました。
☆他の新書を選んだのは、テレもあったのかと・・・苦笑
著者が明治OBということで、かなり割り引いて読む必要もあるかと存じますが、ちぇりーさん、久しぶりにアッという間にイッキ読みすることができましたね。
☆実際、著者もまえがきで、“・・・・・・贔屓の部分があるやもしれない。お許し願いたい。”なんて、カミングアウトされていますが(苦笑)
面白い表現だなあと思ったのは、こんなフレーズ。
「早稲田は好きで入る大学、明治は入ってから好きになる大学」・・・・・・「入ってから好きになる」とは、「好きになって出る大学」でもある。<p158-159>
ちぇりーさん、ものすごく共感しますね。
まあ、ちぇり〜さんの場合、受験生時代、早稲田さんはあくまで記念受験という位置づけでしたから、憧れというより、宝くじを買うようなレベルで臨んでいたと思います(自爆)。
実は、カミングアウトすると、第一志望は池袋の大学で(苦笑)、その他、青山通りの大学も受験したのですが、その全てが全滅で、まさか明治に入れるとは思ってもいませんでした。
☆まあ、入学するのは1校だけですので、今から考えても超ラッキーでしたね♪
そして、ラッキーといえば、全国で大学生き残りが問われている中で、母校の人気が異常に高まっていること。
この本では、その結果に至る大学側の努力の足跡をしっかり紹介いただいていますが、これまで知らなかった母校の歴史と、全く知らなかった母校の現状と将来像について情報を得ることができ、大変有意義でしたね♪
もちろん、納得共感できるフレーズも満載でした!
・・・・・・一方、キャンパスから街に目を向ければ、時代の流れのなかで忘れられかけたような風景がある。安価でボリュームのある、昔ながらの食堂。時が止まったかのようなレトロな喫茶店。古本の独特の匂いがする書店・・・・・・。そこには古き良き時代の面影を残す街並みがある。リバティータワーとは対照的だ。<p44>
ちぇりーさんの学生時代でも、そんな雰囲気が漂っていましたね♪
リバティタワーが建設される以前の学生にとって、明治大学といえば、「バンカラで泥臭い」というイメージがあった。また、・・・・・・「男臭い」体育会系の印象も強かった。ところが、最近のイメージは全く違うのだ。・・・・・・キャンパスイメージは、「明るい」では1位、「親しみやすい」ではあ2位、「きれい」では3位。「おしゃれ」でも、名門女子大フェリス女学院を押さえて6位と善戦している。かなりあか抜けてきているのだ。・・・・・・学生の男女比も・・・・・・6.5対3.5と女子学生が急激に増えてきている。<p62>
いやいや、これはマジで隔世の感があります。ちなみにちぇりーさん、入学した際、衝撃だったのは、クラス50名中、女子はゼロ!(商学部商学科ドイツ語専攻)なんとゼロですよ(爆)・・・男子校の経験が皆無だったちぇりーさん、うまくやっていけるか、ホント不安になったことを今でも憶えています(苦笑)。
明大生を語るうえで欠かせない「ワセコン(早稲田コンプレックスの略)」という言葉がある。第一志望の早稲田へ行くために一生懸命勉強したが、結局、落ちて明治大学に入ったという「早稲田に負けた」気持ちから生まれたものだ。「早稲田落ち」が多い明大生を象徴する言葉として、むかしから事あるごとにいわれてきた。ところが、最近は「早稲田落ち」の学生が減ってきているのだ。<p82>
前述のとおり、ちぇりーさんも「早稲田落ち」組だったわけですが、当時は、付属上がり以外はほとんど「早稲田落ち」経験者だったのではないでしょうか。また、ちぇりーさんの世代は、受験組の約7割は浪人生だったと思います。運良く現役で入学できたちぇりーさん、周りは年上ばかりで、最初は(といっても入学後数週間くらいですが)ずいぶん肩身の狭い思いをしましたね。
明治大学の学生の間には、“紫紺の魂”という言葉がある。偏差値で優る早稲田や慶應に対して、「気持ちでは負けない!」という、愚直なまでの熱い精神に満ち溢れた明大生気質を指しての言葉だという。その明治魂がスポーツの応援に傾けられ、とくに早稲田との試合にぶつけられるのだ。<p84-85>
まさに、仰るとおりです♪ちぇりーさん、神宮や秩父宮、国立に何度足を運んだかわかりません!特に応援でいえば、神宮の学生席は最高でしたね♪
そんな明大卒の評判は、ビジネスの現場でも昔と変わっていないようで、安心できましたね。
「とかく口先だけの新入社員が多いなかで、彼らは謙虚で、どんな仕事でも嫌がらずにきちんとやる。多少叱っても落ち込まないし、逆に『やります』『頑張ります』とガッツのあるところを見せる。とにかく仕事に前向き。だから先輩や上司に可愛がられる」<p150>
いや、これはそのまんまだと思います(苦笑)。自然とそうなっちゃうんですよね!ちぇりーさんも、正直、会社勤め時代、そんな感じだったと思います。
また、「それなりのブランド校だが、それを鼻にかけないし、いい意味でプライドが高くないから、素直で会社として使いやすい。それに元気があって、明大ラグビーのようにひたすら前へ進む根性がある」と同じような評価をする評論家もいる。<p151>
これもそのまんま・・・しかしながら、首都圏の方でないと、この空気は分からないかもしれませんね・・・そこが少し歯がゆいところですが・・・苦笑
もっとも、上司としての明大卒社員は、「統率力に乏しい」「大物感がない」などといった、あまりかんばしくない評価もあるのだが、ここでは新入社員ということで、それには触れないでおく。<p151>
いやいや、これも当たってるところが少なからず・・・ちぇりーさん、本質的には決してリーダータイプではないのですが、そこは与えられた役目ですので、愉しみながら乗り越えていかないといけませんね♪
「どんなに頭がよくても、やはり東大や早慶には“負ける”という意識が、明大生にはいつもある。だから、大学のランキングみたいな話題が出たときも、『明治はバカですから』と平気でいってしまう。自分たちが二流だということをよくわきまえているんです。自分たちのポジションがちゃんとわかっている。その二流の自覚が、謙虚にさせているんです」<p153-154>
いや、これも共感できますというか、入学した時から、『明治はバカだから、体動かしてなんぼのもん』なんて、会話を当たり前のように交わしていましたね(苦笑)。でも、メイジの学生は、そんな自分たちが大好きなんですよ♪基本、皆、超ポジティブですし、最後は笑って済ませてしまいますから!
「僕が学生だった頃、10年以上前ですけど、結婚するなら東大、彼氏にするなら慶應、友だちにするなら早稲田、引越しの手伝いなら明治なんていわれてね。明治はバカ扱いなんですが、でも、偏差値では負けていても、社会に出れば早慶なんかに負けないという気持ちもあるんです。だから、人一倍頑張ります」<p155>
この気持ち、痛いほど分かります(苦笑)。度々申し訳ないのですが、このあたりも首都圏の方でないと、ご理解いただけないかもしれません。しかしながら、そのまんまなんですね・・・メイジはバカという、ある意味有難い称号をそのまま活かすことができるんですよ♪
「学部は違っても、同じ明治じゃないか」というなごやかな空気がある。<p159>
これも、そのとおり!特に、卒業してからは、その傾向が顕著です。付属上がりであろうが、理系文系関係なく、“メイジはひとつ!”といった関係が構築されています。
「入ってから好きになる大学」とは、「好きになって出る大学」でもある。<p159>
ちぇりーさんの場合は、入った瞬間にどっぷりメイジが大好きになりましたが・・・笑
各大学には、「校友会」と呼ばれる組織がある。いわゆる同窓会のことだが、明治大学の校友会は大学創立の翌年に設立されて以来、大学と卒業生の絆を深め、卒業生同士の交流を図ってきた。ちなみに、「校友」という名称を使ったのは、明治大学が最初とされている。<p161-162>
ちぇりーさんが所属している、校友会愛知県支部ならびに名古屋地域支部は、全国的にみても、異例中の異例で、平均年齢が若いんですよ♪ホント、すてきな学縁をいただいております♪・・・こちらも感謝∞ですね!
いやいや、愛する母校のコネタでしたから、ついつい力が入ってしまいましたが、もしこのブログの読者の皆さんで、身内に方が明治に興味を持たれているのであれば、是非オススメいたします!
ある意味、こんなにおトクな学校はないですよ〜(笑)♪
はい、ちぇりーさんは卒業生として、恥ずかしくない生き方を邁進するだけですね!
☆存在自体が恥だという話もありますが・・・自爆
もちろん、合言葉は、『前へ!』。
残りの人生、9968日目は、朝礼を終えたら東京遠征!
行ってまいりま〜す♪
ではでは♪
▲ by cherrylayla | 2012-11-30 07:36