2012年 01月 31日
2012年1月はこんなご縁を・・・その2
雪国の皆さんのことを考えたら、本当に恵まれていますよね。
そういえば、昨日、ちぇりーさん的に、ショッキングなニュースが・・・
山本卓眞さんが鬼籍に入られてしまいました。
ちぇりーさん、社会人になった当初は、お世話になった会社の社長さんだったんですよね。
実は、一度だけ間近で接したことがあるんです。
当時は既に会長職になられていたのですが、若手社員がにわかホテルマンに変身するエグゼクティブセミナーの設営スタッフとしてお客様の接待のために研修施設に泊まり込んでいる際、お客様の対応を終えられた山本会長が、我々を労ってくれたんですね。
☆入社2年目か3年目のことでした・・・
いや、とにかく感激しましたね。
ビックリしたのは、もの凄く背の低い方なのですが、オーラが半端ではなく、メチャ大きく見えたんですね。
それもそのはず、死生観が違います。これはあるright系の団体で講演された時の、講演録からの転載ですが、こういう修羅場をくぐってこそのオーラなんでしょうね・・・
私が特攻を命じられたときにはもう兄はすでに戦死しており ました。兄は特攻隊長としてレイテ沖で戦死。ですから、兄と同じ運命と、迷うことはありませんでした。
いかに敵戦車への攻撃を有効ならしめるか?もっぱらそれを 考え続けていたのです。兄も同様のことを考えていたそうです。 飛行機に整備、羅針盤、あるいは機関砲をはずして爆弾を余計に積むとかですね。まさに精根をこめた特攻攻撃。兄貴は精根 をこめたと思います。
良い悪いは別にして、こういう経営者は、もう出てこないのではないでしょうか。
改めまして、合掌!
さて、話はいきなり変わって、昨日の続編です。
暫しお付き合いくださいませ。
7. 自己信頼[新訳] ラルフ・ウォルドー・エマソン著 伊東奈美子訳
☆いやいや、これは問題作!危険な書と申し上げても過言ではありません。ちぇりーさん、まだ1度しか読んでいませんが(今回コネタにする際、マーカー部分は再読しました)、とても170年前のエッセイとは思えません。ページのボリュームは少ないのですが、一生かかっても身につけられるかどうか・・・“あなた自身をおいて、あなたに平和をもたらすものはない。”身近に置いておきたい強烈な1冊ですね。
8. 新しい世界史へ・・・地球市民のための構想 羽田正著 岩波新書
☆確かに、何故今までこんなことに気づかなかったんでしょうか(汗)。西欧中心の世界史を当たり前のように受け容れていたちぇりーさん。実はそこからマインドコントロールが始まっているのかもしれません。歴史観について、改めて問いただされているような気がして、有意義でしたね。多様性を認めることが21世紀を生き抜く前提条件なのかもしれません。
9. 官邸から見た原発事故の真実・・・これから始まる真の危機 田坂広志著 光文社新書
☆師匠がオススメされていて、京都遠征に持参した1冊目。京都といえば、伏見の師範も先週末の日記で“現代日本人必読の書”と表現されていました。先日のNHKスペシャルに出演されていた際も、本書と同じ発言をされていましたが、どこまで視聴者に届いたでしょうか。新書ですし、興味をもった方は直ぐに手にとっていただきたいですね。
10. 散歩もの 谷口ジロー・久住 昌之著 扶桑社文庫
☆これは、超ゆる〜い1冊。京都遠征では2冊目です。名作『孤独のグルメ』には及ばないものの、吉祥寺で青春時代を過ごしたちぇりーさんとしては、もう堪らない作品ですね。
残念なのは、文庫本では絵の素晴らしさが再現できていないのではということ。お手軽なカタチで楽しむことができるのは嬉しいのですが、作品の趣旨からすると・・・贅沢な悩みといえばそうなのですが・・・このシリーズ、続編出ないかなあ
11. 50代にしておきたい17のこと 本田健著 だいわ文庫
☆京都遠征持参3冊目。はい小一時間もあれば、読めてしまいます。参考になるというより、自身が取り組んでいることと照らし合わせることができ、有意義でしたね。そうだ、最近読む本がないと、大きな勘違いをしている娘に、このシリーズの10代版を勧めてみようかな。何か発見があるといいのですが・・・そういえば、彼女は本日進学試験だったけど、余裕の表情だったなあ・・・苦笑
12. 50歳を超えても30代に見える生き方・・・「人生100年計画」の行程表 南雲吉則著 講談社プラスアルファ新書
☆先週あたりから、ようやく印刷できたのか、大型書店あたりで平積みになっています。既に13万分を突破とのこと。売れてるみたいですね。しかしながら、先日もコネタにしていますが、全てを実践するのはなかなかではありません。それでも、土曜日の午後あたりから、風邪の初期症状を自覚したちぇりーさん、この本のエッセンスを取り入れたら、本格的な発症をすることなく、治まったようです。それだけでもツイてる!
というわけで、本日も6冊ご紹介しましたが、実はもう1回分ありまして・・・苦笑
はい、このシリーズでは、やはりこちらが強烈すぎました・・・

みなさん、くれぐれも取り扱いにはご注意ください。
ではでは!
▲ by cherrylayla | 2012-01-31 07:47 | Comments(0)