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自動車保険配布スキンパーツ1 根を養う

「草木も眠る丑三つ時」

なんて言葉がありますが、ちぇりーさん今朝?は何故か、丑一つ時に目が覚めてしまいました。

普段は、丑三つ時が終わり、丑四つ時に起きるのですが、よりによって日曜日の朝になんでまた・・・

虫の知らせなのか何なのかよくわかりませんが、覚醒してしまいましたので、朝から先日走り書きしたメモを取り出して振り返っています。

それは先週のこと、お客様でもあり加盟もさせていただいている、とある団体の総会に初めて参加させていただきました。

総会終了後、相田一人さんの基調講演を拝聴する機会に恵まれました。

相田さんは、あの有名な書家であり詩人の相田みつをさんのご子息で、現在は父上の作品を常設展示されている相田みつを美術館の館長でもあります。

そういえば、以前、致知にも登場されていましたね。

ちぇりーさん、相田みつをさんの存在はもちろん知っていましたが、作品とじっくり向き合うのは今回が初めてでした。

正直にゲロしますと、ネガティブな先入観を持っていて、素直に受け止めていなかったんです。

今回、ご子息の一人さんの講演を聴いて、その認識が改まりましたね。

食わず嫌いは損ですね。

講演中、その素晴らしい世界に引き込まれるように、夢中でメモを取っていた自分がいました。

昨日までは、なかなか振り返る時間がありませんでしたが、先程何とかまとめましたので、しばらくお付き合い下さい。

以下、相田みつをさんの作品(画像じゃなくて詩の部分だけで中途半端ですが・・・汗)を紹介します。

  『雨の日には 雨の中を 風の日には 風の中を』

  ☆この雨の日には・・・という作品が、ご子息の一人さんからすると、最も相田みつをさんらしい作品なんだそうです。

  『夢はでっかく根はふかく』

  『根さえしかりしていれば 枝葉がどんなにゆれたって いいじゃないか 風にまかせておけばいい』

  ☆相田さんの作品の特徴は、自分に向けての言葉なんだそうです。

  『かねが人生のすべてではないが 有れば便利 無いと不便です 便利のほうがいいなあ』

  ☆相田さんは、常に物事は必ず反対方向からも見なければならないと言われていたそうです。

  『道
  長い人生にはなあ どんなに避けようとしても どうしても通らなければならぬ道てものがあるんだな
  そんなときはその道を 黙って歩くことだな 愚痴や弱音を吐かないでな
  黙って歩くんだよ ただ黙って なんか見せちゃダメだぜ!!
  そしてなあその時なんだよ 人間としてのいのちの根が ふかくなるのは』


  ☆試練を受け容れ、自分に嘘をつかず、励まし、努力する姿勢を表した力強い詩ですね。自分に対する決意表明のような印象を持ちました。

  『ぐち
  ぐちをこぼしたっていいがな 弱音を吐いたっていいがな 人間だもの たまには涙をみせたっていいがな 生きているんだもの』


  『つまづいたっていいじゃないか にんげんだもの』

  ☆深く考え、温かい眼差しに気づき、人間の醜さを知り、人の温かさ、人の命の儚さ、生の尊さ、大切さ、ご縁の大切さを凝縮された『道』と『ぐち』の両面が包含されているすてきな詩ですね。

つまづきといえば、相田みつをさんの最初のつまづきは、旧制中学時代、理不尽な軍事教練の教官からの仕打ちのため進学を断念させられたことなんだそうです。それまでは陸軍士官学校に優秀な成績で入学することが約束されていたのに・・・その理不尽な仕打ちを周りの大人達(他の教師等)は誰も助けの手を差し伸べてくれなかったそうです。

  『うん
  つらかったろうなあ くるしかったろうなあ うん うん
  だれにもわかってもらえずになあ どんなにか つらかったろう うん うん
  泣くにも泣けず つらかったろう くるしかったろう うん うん』


  『ひぐらしの声
  ああ 今年も ひぐらしが鳴き出した
  ひぐらしの声は 苦しくて戦争で死んだ 二人のあんちゃんの声だ
  そして、二人のあんちゃんの名を 死ぬまで呼び続けていた 悲しい母の声だ
  そしてまた 二人のあんちゃんのことには ひとこともふれず だまって死んでいった  さびしい父の声だ
  ああ 今年も ひぐらしが鳴き出した』


  『逢・タイミング
  そのときの出逢いが 人生を根底から 変えることがある よき出逢いを』


  『あなたにめぐりあえてほんとうによかった ひとりでもいい こころからそういってくれるひとがあれば』

あいださんの第2のつまづきは、20代前半のこと、勤務していた生活協同組合の上司に不正着服の事実を進言したら、逆恨みからヤクザを雇われて半殺しの目に合い、亡くなるまで後遺症を背負って生きることになってしまったことなんだそうです。

  『いのちの根
  なみだをこらえて かなしみにたえるとき ぐちをいわずに くるしみにたえるとき
  いいわけをしないで だまって批判にたえるとき いかりをおさえて じっと屈辱にたえるとき
  あなたの眼のいろが ふかくなり いのちの根が ふかくなる』


  『一生勉強、一生青春』

戦地で壮絶な死を迎えた相田さんのお兄さんは、相田さんの最愛の家族でした。

そのあんちゃんが戦地に向かう前に残された、この重く有り難い言葉。

  「足袋の穴からお天道様が見ている」

  「貧すれども鈍するな」

  「弱い者いじめをするような卑怯な人間になるな」

戦地でのその壮絶な死に様を伝え聞いたお母さんは、半狂乱になってしまったそうです。

そんな辛い経験から、相田さんは、

  『戦争と言うのは 人間のつくる 最大の 罪悪だなあ』

と晩年まで言い続けられていたそうです。

何でもないと思っていた詩が、その詩が生まれた背景を知ることで、全く違う作品に見えてくる。

本当は、その背景を知らずとも、感じ取ることができないと、まだまだホンモノではないですね。

ちぇりーさん、そんな未熟さを痛感しています。

講演で紹介されていた作品を通じて、相田さんが大切にされているテーマは『根』ということに気づきました。

実は、ちぇりーさん、10年程前に相田さんの作品集を4冊も贈られていたのですが、ロッカーの奥底にしまったままにしていました(以前、大掃除の際、処分しようかと思ったこともありましたが、残っていたことに感謝ですね)。

いただいた頃は、人間として、根が腐る寸前のレベルだったのでしょう(涙)。

近々、読み始めてみたいと思います。

『根』といえば、3年ほど前の致知で『根を養う』という特集がありましたね。バックナンバーを取り出して振り返ってみようかな。

  根(ね)浅ければ則(すなわ)ち末短く本(もと)傷(やぶ)るれば則ち枝枯(か)る

  根元が深くしっかりしていなければ枝葉もよく伸びず、幹が傷んでいると枝葉も枯れる。

中国古典・「淮南子」からの言葉なんだそうですが、ビジネス・プライベートを問わず、何事にもあてはまることですね。

基礎がしっかりしていないものは伸びがなく、すぐだめになってしまう。

ちぇりーさん、そんなことを戒めの言葉として受け止める日曜日の夜明け前です。

今日は何か1冊腰を据えて向き合ってみようかな。

みなさんもすてきな日曜日をお過ごし下さい。

ではでは。

by cherrylayla | 2009-05-31 03:09 | Comments(0)

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