2007年 09月 07日
白馬・・・父と子の散歩<早朝編>・・・
拙い記憶ですが、ここ何年か名古屋地方は台風の直撃を免れていますので、助かっているんです。
今回もそうなのかなあと思っていたら、東へ逸れていきました。
それでも危機感は持っていないといけませんね。
7年前には、東海豪雨。
この時はちぇりーさんのオフィスも床上浸水で、1週間通常業務がSTOPしてしまいました。
ちぇりーさんが生まれる前には、伊勢湾台風。
この時は母上様のお父さん(ちぇりーさんのお爺さんですね)が命を落とされました。
☆写真でしか知りません。
天災の厄を背負って旅立たれたという気がしてなりませんね。
そんな意味でもご先祖様に感謝ですね。
さて、白馬2日目の朝は、前夜が早かったせいか、自然に3時半頃目が覚めました。
朝の散歩には早すぎますし(当たり前だ!)、目はスッキリ覚めていましたので、ちぇりーさん、文庫本を片手に、4Fのリラクゼーションルームへ。
外はもちろん闇の中ですので、ルームライトを暗めに灯して、早朝の読書タイム!
持ち込んだのは司馬遼太郎さんの「世に棲む日々<二>」1時間半ほどで、半分ほど進みました。
それにしても、このスペース最高です!
ちぇりーさん至福の朝?のひととき。
外が少しだけ白々としてきたところで、3Fの部屋に戻ると、既に父上様が起きていました。
☆お宿の部屋は2ベッドルームの特別室だったんです(ツイてる!)。
散歩に行こうか?
と、声を掛け、父子二人での白馬散策。
森の中を抜け、白馬の旅館街をゆっくりとまわってきたのですが、驚きの連続でした。
まずは、夜明け前の高原の空気の美味しさにビックリ。命の洗濯とはこのことですね。そんな熊か精霊がいつ出てきてもおかしくないような獣道を抜けると、細野神社の裏手に出ました。
そこからは旅館街を練り歩いたわけですが、ビックリするぐらい寂れていたんです。
スキーシーズンは当然のこと、20年前は夏でもなかなか予約が取れないという印象があった白馬八方ですが(ロゴ入りトレーナーとか憧れましたよね・・・苦笑)、廃墟と化した施設も多く、ほとんど宿泊客の気配がありません。
宿の駐車場に並んでいる車は、殆ど松本ナンバー。県外ナンバーは僅かです。
13年前の初秋に遊びに来たときは、まだまだ賑わいをみせていたという記憶があるのですが、ここまで寂れるとショックですねえ・・・
思い出とのギャップに整理をつけながら、ゆっくりと宿の方へ帰ってきたのですが、宿が佇む和田野の森は、旅館街とは全く違う雰囲気で、気持も復活。
ちなみにちぇりーさんの宿は、全10室とこぢんまりしたロッジ風なのですが、8室は埋まっていたようです。
またお隣にある、天下の?白馬東急ホテルの駐車場には、かなりの車がありましたので、ここでも二極分化が進んでいるんですね。
☆1泊2万はくだらないと思われます。
ゆっくりした足どりでしたが、たっぷり1時間半、父と子の白馬散策も無事終了。
振り返ってみても、父と二人でこんな長い時間、散歩をしたのは記憶にないですね。
多くの言葉を交わすことはなかったのですが、何となく気恥ずかしさもあったりと不思議な感覚でしたね。
40にして貴重な体験ができたと、ちぇりーさんも喜びモードです。
朝食前にお風呂に入って(一応温泉です)、今日の予定に思いを巡らせていると、
早朝は雲がかかっていましたが、朝食後には晴れを予感させる天候になって、ツイてる。
ボリュームたっぷりの美味しい朝食でお腹もイッパイ!
そして目的地を、栂池自然園に決定し、宿を出発。
この時は、あんな事件が起こるとは誰も想像していませんでした・・・涙
何が起こったかは、またのお楽しみということで。
台風はまだ北上中とのこと。
被害が最小限で収まりますように!
ではでは。
by cherrylayla | 2007-09-07 07:50