2006年 05月 30日
善意を素直に受け止める
実は昨日電車に乗っていたらこんな光景に出くわしました。
”どうぞ、お座り下さい!”
インターナショナルスクール?の学生さんとおぼしき少年が、座席から立ち上がりながら、立っていた女性に声をかけました。
”大丈夫です!”
”どうぞどうぞ。”
”大丈夫ですから。”
”どうぞ、どうぞ。”
”大丈夫ですよ。”
3度ほど掛け合いがあり、少年は仕方なく元の席に腰掛け、持っていたペーパーバックに目を走らせました。
車内には少々気まずい雰囲気。
この手の話ってよくあることで、新聞とか雑誌のコラムでも、
”人の行為は素直に受け入れましょう!”
”少年の善意の行動を摘むな!”
な~んて、展開になりがちなんですが、ちぇりーさんこの女性の立場もわからないでは・・・
外見からですが、50歳代前半だったのではないでしょうか?
ビミョーですよね。
もちろん、人生の先輩として明日の世の中のために善意を受け入れるべきだったと思いますが、老人と見られてしまったことは彼女なりにショックだったのかも知れません。
スマートなのは、さりげなくアイコンタクトをしながら、無言で立って、その席から離れるというのが良さそうですが、今の世の中、その間隙をついて、コドモやオバタリアンに占拠される可能性も否めません。
目上、年上の人物を立てるという、儒教的な教えが浸透していれば、こんなこともないのかもしれませんが・・・
何れにしても、素直な心の大切さを改めて感じることが出来たちぇりーさんでした。
お二人さん、気づきをありがとうです。
ではでは!
by cherrylayla | 2006-05-30 07:10