2015年 06月 18日
家族という倫理観
ビジネス案件やプライベート等、何かと予定が続いていることもあるのでしょうが、安岡先生の「三上の読書」ではありませんが、言い訳にはなりませんよね。
☆『三上、三多、三中』
http://cherrychan.exblog.jp/10586587/
こんなカキコしていたんなんて、すっかり忘れていました・・・(・へ・)
そんな中ですが、残りの人生9,038日目の本日は、木曜版ということで、粛々と読了本をご紹介してまいりましょう<(_ _)>

☆46.『家族という病』 下重暁子著 幻冬舎新書』
公私ともにお世話になっていおるビジネスパーソンからオススメいただいた新書ですが、いろんなことを考えさせられた1冊でしたね。
売れれば、何を出(出版)しても良いのか・・・この内容で30万部を超える大ヒットですから
これについては、流石、幻冬舎・・・儲けてナンボという姿勢が鮮明ですね。
Amazonレビューを覗いても、過去に見たことがないほどの酷評の嵐ですが、これについても気づきが。
そもそも、この本のフォーマットはエッセイ・・・そう、随筆ですので・・・
随筆の定義を確認すると、
自己の見聞・体験・感想などを、筆に任せて自由な形式で書いた文章
とあります。
そう、この新書は、著者の狭い了見に基づいて、好き放題書かれた、幸薄い老人の戯言と捉えておけば良いのです。
そんな中でも、頷く場面が全くないというわけではありませんし、人によっては効能が認められる健康食品のような新書かもしれません。
それにしても、これで30万部・・・ぼろい商売だなあ・・・(・。・;

47.『白蓮れんれん』 林真理子著 集英社文庫
一方で、こちらの作品は、グイグイと読まされてしまいましたね♪
文筆家としての核の違いというか、流石あのビジュアルでも文壇で生き残っていらっしゃると思わずにはいられれない・・・そんな印象でした。
現実に世間を賑わせた事件を題材にしているのですが、ちぇりーさん実は、全く知らなかったんですね!
そんな予備知識なしで向き合ったことも、良かったのかもしれません。
女を憤怒させるのは嘲りや侮蔑ではなく同情
肺病は異様に性欲を昂めるというのは、よく知られた事実である
性交こそは、男と女の何よりの固い約束であった。
姦通罪が適用されていた時代のお話ですが、時代考証含め、よく調べ上げられた上で、小説に仕立てた力量はまさにプロ!
小説はあまり読まないちぇりーさんが、素直にオススメできる逸品です!
その巧みな描写に、思わず、臍下三寸が反応してしまったほどですので・・・
あっ、著者の顔を想い出すことで、直ぐ収まりましたが・・・(^_^;)
文庫版400ページ強ですが、4時間くらいで読めちゃう感じですよ(^o^)丿
振り返ると、今回の2冊は、家族というユニットを考える上で、大変有意義かもしれません。
ではでは。
by cherrylayla | 2015-06-18 03:58


