2014年 02月 04日
「発酵」と「腐敗」の狭間の中で・・・ちぇりーさんは「熟成」がお好み・・・(^_^;)
自身、読み返してみると、なんとも稚拙な論旨で噴飯ものですが、カキコする前日に再読していたのが、こちらの1冊!
(四).『発酵道 酒蔵の微生物が教えてくれた人間の生き方』 寺田啓佐著 スタジオK
☆紛らわしいので、通番の表記を変えました・・・(^_^;)・・・再読は漢数字のみ、初物は算用数字のみということで・・・<(_ _)>
5年前にご縁をいただいていたようですが、今回、マーカー部分を中心に改めて読んでみましたが、早速発見が・・・(・。・;
「あなたのお酒は、お役に立ちますか」<p61>
このような強烈な言葉を著者に浴びせたのが、常岡一郎氏でした。
常岡一郎・・・どっかで耳にしていたような・・・
ちぇりーさん、直ぐに想い出しました・・・
そうです、昨年発売された致知出版社の一日一言シリーズで、ちぇりーさん、誰だこれ?と無知さを曝け出してしまった苦い想い出が・・・((+_+))
そして、wikipediaには、こんな紹介分が・・・
常岡 一郎(つねおか いちろう、1899年(明治32年)1月12日 - 1989年(昭和64年)1月2日)は、日本の政治家、宗教家、文筆家。後に天理教の地位向上に貢献した人物である。参議院議員(2期)も務めた。
致知の商品案内でも、こんな内容で・・・
常岡一郎氏は青年期に患った結核により大学を中退し、修養生活に入った。
15年に及ぶ闘病の末、2度の大喀血を経て病を克服。
その後、修養団体を設立し、生涯をかけて人の道を説いた。
「勝つ。この勝ち方にもいろいろある。喧嘩でかつ。やせがまんや屁理屈で勝つ。それは勝っても他人が喜ばない。人を苦しめることになる。これでは人の心も天の心も暗くなる。天、人、我、共に喜ぶ。そんな勝ち方は“われに勝つ”ことである」
氏が遺した言葉は月刊誌『致知』でも度々紹介をしてきたが、このたびその名言366語に厳選し、1冊の本としてまとめることとなった。
氏の求道の生涯から生まれた教えは、人生において心の在り方がいかに重要であるかが説かれ、やさしい表現ながらも真理をついて明快である。
一日一言シリーズの17作目となる本書から、覚者たる氏の叡智を得ていただきたい。
今回再読した『発酵道』の中でも、
言葉だけでなく、実際に戦後の混乱のなか、戦争孤児100人と身寄りのない老人100人を養い、多くの人に生きる希望を与えていた。<p60>
いやいや、ホント知らないことばかりですねえ・・・というか、知るチャンスを得ていたにも関わらず、アンテナが錆びついていたせいか、素通りしてしまった当時の自分が情けないですね・・・((+_+))
その『発酵道』ですが、せっかくなので、その他印象に残ったフレーズをカキコしておくと、こんなところでしょうか・・・
・・・・・・商いは、『変わる』ところに味が生まれる・・・・・・<p63>
・・・・・・「自分にとって最も快いことを選択していく」ことが、実は自分を生かす最良の生き方・・・・・・<p115-116>
「つらいことが多いのは 感謝をしらないからだ
苦しいことが多いのは 自分に甘えがあるからだ
心配することが多いのは 今をけんめいに生きていないからだ
行きづまりが多いのは 自分が裸になれないからだ」
そして、「感謝にまさる能力なし」という言葉を私に教えてくれた。<p136>
人間は、一瞬一瞬でなにかしらの選択をして生きている。・・・・・・それらの選択のなかでも、特にはっきりと結果が出てくるのは、私たちが発する「言葉」ではないだろうか。いい言葉が発せられれば、そこは発酵場になっていく。悪い言葉が発せられれば、そこは腐敗場になる。・・・・・・<p220>
ちぇりーさん、今回の学びを、自らが向き合うフィールドにおいて、取捨選択して取り組むことで、一人の人間としてしっかり「熟専」じゃなかった、「熟成」を目指してまいります!
ではでは。
by cherrylayla | 2014-02-04 03:58