2014年 01月 28日
幸之助翁は許してくれない・・・天邪鬼に足りないものを指摘され・・・(@_@;)
今回の京都実践塾の会場である松下資料館は、幸之助翁生誕100年にあたる平成6年に、松下家が設立されたんだそうです!
そして昨年の12月、京都駅から徒歩5分というアクセス抜群の場所に移転されました。
現在は、公益財団法人松下社会科学振興財団という名前で、運営されているようですが、京都府が初めて認定した公益財団法人とのことです。
改めて、今回の実践塾のプログラムをご紹介すると、
資料展示見学 → 昨日の映像もこの時間に視聴しました!
遠藤館長さんによる講話&ビデオ視聴
PHP研究所松下理念研究部(凄い部署名ですね)渡邊部長によるご講演
師匠タイム
と、居眠りする隙もないほどの濃密な内容でした!
☆参加できなかった方、ホント残念でした<(_ _)>
その遠藤館長の講話で強く印象に残ったのが、ご自身の入社時のエピソード!
遠藤館長は、名門神戸高商(現在の神戸大学)を卒業され、PHP研究所に入所されたのですが、幸之助翁から、こう問いかけられたそうです。
君、学校は神戸高商か、ええとこでとるな!ところで、神戸高商出れたのは、誰のおかげかな?
当時入所間もない遠藤青年は、いきなりのストレートな質問に戸惑いながら、両親のおかげ、ならびに自分自身も少しは努力しました・・・なんてお話を即答されたそうです。
すると幸之助翁は、畳み掛けるように、
それだけか?ほかにないのか?
と更に問いかけられます。
流石の遠藤青年もテンパっていると、幸之助翁は、諭すようにこんな話をしてくれたそうです。
神戸高商は国立の学校や。ということは、国のお金で、要は税金で学校ができたんや。君が、神戸高商に通っている間、君の同世代の若者の多くは、既に働いていたと思う。彼らは、働いて既に税金を納めていた。ということは、いろんな事情があったにせよ、大学に行かなかった同世代の皆さんが、君を応援してくれて神戸高商に通わせてくれたんや・・・そう思って感謝せにゃあかんのやで・・・ちがうか!
☆あの海賊とよばれた男も神戸高商のOBでしたね(^o^)丿
いやいや、これって、本質を見る目を備えていないと、出てこない発想ですよね!
自分自身が目標に向かって、一所懸命努力することは当たり前ですが、合格したら当たり前の権利として大学へ通うことができるという浅い考えではなく、感謝の気持ちを持って、世の中に恩返しするという気持ちを持って学ぶ姿勢・・・(・。・;
逆に言えば、一所懸命努力できないのは、感謝の心が足りないということ・・・(T_T)
そういう意味でも、幸之助翁のあまりにも有名な言葉がズシンと重くのしかかります・・・(@_@;)
天下の人、天下の土地、天下のお金を使って赤字を出しているのは罪人だ・・・本来なら刑務所行きだ・・・
君は今どこを歩いてきたか?・・・まさか君は堂々と道の真ん中を歩いてきたんじゃなかろうな・・・この道は国民の税金でできている・・・税金を払っていない人間は道の端を、身をかがめ歩かなければならないのではないか・・・
企業の利益とは本来、その活動を通じて社会に貢献した結果、その報酬として得られるもので、赤字であるということは社会に対して何も貢献していないことであり、企業の使命を果たしていない姿で、それは許されない・・・
22歳で事業を起ち上げ、23歳には既に組織のリーダーになり、約70年TOPとしての役目を全うされてきた幸之助翁の言葉だけに強烈ですよね・・・<(_ _)>
ちぇりーさん、自身を見つめ直すと、まだまだ
素直な心、感謝の心、一所懸命の姿勢
が足りない・・・
そして、それは
許されないこと
・・・
何か、ドンドン自分で墓穴を掘っているような・・・ここは何処?私は誰?
ではでは。
by cherrylayla | 2014-01-28 03:58