2013年 08月 31日
『欲望の美術史』・・・ヌードで行こう(^o^)丿
しかしながら、これが大当たり!
しかもその内容だけでなく、目から鱗の「発見」もあったんですね~♪
その「発見」といえば、少し前の日経文化面で『台詞』と『科白』の違いについて紹介されていたことを想い出したんです。
両方とも『セリフ』と読みますが、その違いはというと、
『台詞』は言葉だけのもの
『科白』はそれに仕草が加わったもの
そう語るのは劇作家の別役実さんという方でしたが、われわれの日常の言葉が次第に『科白』のニュアンスを失い『台詞』でしかないものになりつつある気がする、と述べられていました。
言葉に重みが無くなったと警鐘も鳴らされていましたが、ちぇりーさん、なんとなく分かるような気がします。
おっと、今回は、そんな話ではなく、書籍のご紹介でした。
71.『<オールカラー版>欲望の美術史』 宮下規久朗著 光文社新書
書名にある通り、紹介されている名画の全てがカラー写真で掲載されているのは嬉しいですね!
残念なのは、新書スタイルのため、小さな写真にならざるを得ないこと。
ちぇりーさん、iPad miniで検索して、大きな画像で愛でながら、愉しませていただきました。
特に魅かれたのが、第五話『ヌードという危うい芸術』。
こんな感じで・・・著作権とか肖像権とか大丈夫なのかな・・・問題あれば優しく教えてくださいね<(_ _)>
グイド・カニャッチ 『クレオパトラの死』<p25>
アレクサンドル・カバネル 『ヴィーナスの誕生』<p43>
エドゥアール・マネ 『オランピア』<p44>
ティツィアーノ 『ウルビーノのヴィーナス』<p45>
アメデオ・モディリアーニ 『腕を広げて横たわる裸婦』<p46>
いやいや、アートですよね!
おっと、危うく忘れるところでした。
そのちぇりーさんの今回の「発見」とは、『ヌード』という言葉。
お盆の課題図書でも紹介していた『the naked woman』という書名が示すように、裸の状態を『naked』と表現しますが、では一体『nude』とは、どんな意味を含むのか・・・(@_@;)
☆『お盆の課題図書・・・その5・・・鳥栖の同志からのオススメ』
→ http://cherrychan.exblog.jp/19474664/
ヌードという言葉は裸のことだと思われているが、英語ではありのままの裸をネイキッド、理想化された裸体や裸体芸術をヌードといって区別している。<p42>
いやいや、ちぇりーさん、日曜版を主宰しながら全然知りませんでした。
これなら、初対面の女性でも、・・・ヌードを撮らせて♪・・・なんて言えるかも・・・ムリムリ
はい、著者は、『裏側から見た美術史』なんて本も新書で出されているようなので・・・
アートの愉しみ、どんどん拡がりそうですね♪
はい、残りの人生9,694日目の本日は、午前中から母校の創立90周年事業実行委員会に参加です!
すてきな1日に仕上げられますように(^o^)丿
ではでは。
by cherrylayla | 2013-08-31 03:58