2013年 05月 11日
『人に必要とされる会社をつくる』
残りの人生9,806日目の本日は、午後から『ハゲタカ鑑賞会』!
一体、どんな展開になるのやら、不安もいっぱいではありますが、幹事役を一緒に担っていただく山田さん、吉原さんのお二人がいらっしゃるので、大船に乗ったつもりで参加させていただくつもりです。
その参加を前に、どうしても読んでおきたかったのが、昨日勿体ぶった前フリをしていたこちらの1冊。
41.『人に必要とされる会社をつくる』 松浦信男著 日本能率協会マネジメントセンター
えっ、読んでなかったの?・・・な~んて、声が各地から届いてきそうですが、はい、実は未読できていました。
先日の『中部経営品質フォーラム』でも、パネリストの著書ということで即売コーナーに並んでいたにも関わらず・・・(^_^;)
「あなたの会社がなくては困る」と言われる仕事の仕組みをつくるためには、「利益」「リスク分散」と「専門性」の三つを常に考えていなければならない。<p50>
「会社のために君がいるのではない。君のために会社があるんだ。だから徹底的に会社を利用して自分が成長しろ。君がどれだけ会社を利用したところで会社は潰れたりしないから遠慮は無用だ」そうしないと、会社のために利益を上げるのが自分の役割だと勘違いする人間がときどき出てくる。とくに中途入社組に多い。でも、それは間違いだ。<p162-163>
一読して、特に印象に残ったフレーズというと上記になるでしょうか・・・
ちぇりーさん、読後して先ず、無性に、ドラッカー先生の『経営者に贈る5つの質問』を再読したくなったこと・・・以前、何度もコネタにしていましたね♪
☆『経営者に贈る5つの質問・・・答えを出すには一生モノ!』
→ http://cherrychan.exblog.jp/9465211/
☆『何をもって憶えられたいか』
→ http://cherrychan.exblog.jp/10627773/
☆『ドラッカー先生の5、6、7』
→ http://cherrychan.exblog.jp/14316231/
それから、強く感じたのは、著者の松浦さん、本質的に理系な方だなあということ!
そして、そこからしても、とても真似できる方ではないと達観することができました。
※ちょっとビックリしたのは、amazonの書評が、33件中全て☆5つということ・・・これって、どういうことなんだろう・・・ちなみにちぇりーさん的には☆4つというところが本音ですが・・・自爆
そんな中でも、流石のバランス感覚というか、学びを実践された方ならではの哲学が巻末に記されていましたので転載させていただきます。
これには、グッと来られる方も少なくないのではないでしょうか・・・
1.自分自身を育てるためにいろんな経験を積極的にする
2.ものごとを数字(お金)に置き換えて考える
3.自分の目で見て考えるくせをつける
4.自分のキャラクターを明確にする
5.本を自分のお金で買って読む
6.子供の頃からのことを忘れないで人生をつながったものと考える
7.相手の立場に立って考える頭を一割だけ持つ
8.できるだけ心のギアをニュートラルにしておく
9.心から愛することのできる人を一人つくる
10.いい人に会いたいといつも心に念じる
11.人をあなどらない
詳細は、松浦さんが経営される万協製薬さんのウェブサイトに掲載されていますので、ご興味持たれた方はそちらの方へどうぞ・・・http://www.bankyo.com/philosophy
おっと、単なる書評に終わるところでしたが、この本を読もうと思った目的は、師匠からのアドバイスである『会社は誰のためにあるのか?』というテーマに関する考察を深めること。
そんな意味で、松浦さんは、微動だにせず、ご自身の軸について太見出しで述べられていました。
『社員のために会社はある』
さあ、本日『ハゲタカ鑑賞会』に参加される皆さんは、どんな価値観を披露されるのか・・・
おっと、その前に、午前中の業務にしっかり集中です!
朝礼後は、土曜日出勤を活用して、拡大版朝ミーティングということで、2時間ほど全員で勉強会です!
自社の「価値」を明確化し、共有し、さらに高めるため、有意義なひと時に仕上げていきたいですね♪
はい、本日も明るく愉しく元気よく、顔晴ってまいりましょう!
ではでは!
by cherrylayla | 2013-05-11 05:57