2013年 01月 15日
7大企業を動かす宗教哲学
8.『7大企業を動かす宗教哲学・・・名経営者(カリスマ)、戦略の源』
島田裕巳著 角川oneテーマ21新書
ちぇりーさん、紹介されている企業全てが特定の信仰を持っているかと想像して読み進めましたが、そういうわけではなかったことが、逆に発見でしたね♪
宗教学者からの見立てというよりも、純粋な企業評論という印象というか・・・苦笑
それでも、松下電器産業の7精神が7龍神と対応している等、興味深かったですね!
面白かったのは、ダイエーの中内さんが、本当に会計のことに無頓着だったこと・・・笑い話のネタで取り上げられていたことは知っていましたが、ホントの話だったとは・・・爆・・・その上、毛沢東の思想に影響されていたとはビックリでしたね!
トヨタ生産方式の秘儀化、日蓮主義に基づく報徳思想、村の原理等、興味深い考察もありました。
興味深いといえば、サントリーの話は、個人的に最も楽しめたかもしれません。ニッカ派の代表選手のちぇりーさんでしたが、ある意味、印象が大変良くなりました!
阪急電鉄の小林一三さんの生い立ちも、初めて知ることばかりで、有意義でした。
堤清二氏がソ連との交流に熱心だった姿も発見でしたね。
そして最後に紹介されているユニクロというか、柳井さん。
いきなり、
柳井正はドラッカーの心酔者ではない!?
で始まりますから・・・苦笑
〆に学会を持ち出して、池田大作ならびに柳井正の後継者は生まれようがない、とまとめるあたりは、島田さんらしいですが・・・笑
宗教に全く興味のない方でも、充分楽しめる内容ですし、読みやすいですから、週末あたり如何でしょうか?
うむ、今月はまずまずのペースで進んでいるなあ!
はい、本日は残りの人生9,922日目。
ちょっこし、体ピリピリ感で、体調の変調を自覚しておりますが、昨年末のように初期消火で大事に至らないよう、養生しながら顔晴ってまいります!
ではでは♪
by cherrylayla | 2013-01-15 06:52