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自動車保険配布スキンパーツ1 『王国のゴルフ』・・・訳者あとがき

月曜には珍しく、昨日のゴルフネタの続きです。

週末、久しぶりに名著『王国のゴルフ』を再読しましたが、やはり強烈なのは訳者あとがきでしたね。

シーヴァス・アイアンズとのラウンドが中心の第一部も強烈ですが、第二部は正直ほとんどついていけない世界なので(苦笑)・・・しかしながら、この歳になってみると初めて手にした当時ではわからなかったことがスッと入ってくるところも少なくなく、面白かったですね。

はい、山本光伸さん、お願いします!

  ・・・・・・そして次に、ゴルフを観戦し、そのあまりの悠長さに唖然としてしまった。あれはどう考えてもスポーツとは言いがたい。失礼な言い草ながら、老人のお遊びとしか思えない。まことに我が国は若者の顔をした老人たちの天国である。それにあの高額の賞金・・・たかだか老人の遊びにあれほどの賞金を出すなど気違い沙汰である。それも、外国ではほとんど通用しない、二流三流のつまらないプレーに対してである。・・・・・・  日本を少しでも住みよい国にしたいと思うなら、ゴルフなどやめてしまったらどうか。・・・・・・

凄いですよね!これがゴルフ本の訳者あとがきの出だしですから・・・しかも日本語版の出版は91年3月(原書は1972年出版、今から40年前なんですね)ですから、まだまだバブルの余韻が漂っている中での辛辣な発言・・・山本さん、クール♪

  我が国においては、現在、ゴルフ、テニスなどのノンリスクスポーツが全盛であることは承知のとおりである。プロは別として、要するにこれらのスポーツは健康のため、汗をかいてお腹をへっこますためのものであって、女性化した平和な世の中の申し子であることは一目瞭然だろう。平和の世にこそ来るべき戦乱に備えるべきだと信ずる私としては、若者がゴルフやテニスだけにうつつを抜かすのはどうしても好きになれない。人間として信用できない気がすると言ってもいいぐらいだ。

平和の世にこそ・・・という行は、現在の日本の閉塞状況を暗示していたようで、興味深いですよね。

そして、いきなり訳者自身、スタンスを明らかにしてくれます。

  なんだか、読者の怒りの声が聞こえてくるようだ。せっかく本書を楽しみに読もうと思っているのに、わが愛するゴルフを訳者がけなすことは何事だ! 誤解のないように言っておくが、私はゴルフが大好きなのである。大好きだからこその苦言なのである。

実は、ちぇりーさん、読書に臨んでは、帯広告と目次に目を配らせた後は、本編の前に必ず「まえがき」と「あとがき」から読み始めるのですが、訳者の山本さんが心配されていた通り、当時のちぇりーさん、ムッとしながら読んでいた記憶がありますね。・・・まあ、まんまと訳者の術中にはまっているわけですが・・・

しかしながら、激しく共感したのは次の行・・・

  ところが、ところがである。一流の運動選手はほとんど例外なく、哲学者的な風貌を持つものだが、どうして日本のプロゴルファーはおしなべて安っぽいタレント風なのだろうか。芸能人とプレーしながらの彼らの口八丁ぶりには本当に驚かされるし、何か勘違いしているとしか思えない。考えてみれば、ゴルフほど日本において矮小化されてしまったスポ-ツはほかに例を見ないのである。

これは、20年以上経過しても状況は変わりませんね。ベン・クレンショーのような、ゴルフの歴史にも造詣が深い品格を備えたメジャー・チャンピオンは、日本から出てくるのでしょうか?

そして、その20年以上経過した現在、ゴルフコースに携帯電話を持ち込むことが常態化されているというお話・・・大好きだからこそ、許せません!
☆昨日読了した新書から、菊谷さんは、この点についてはかなり寛容だったようで、これまた発見でしたね!・・・マナーモードならコース内でも良いという見解でした(涙)!

山本さん、あとがきを、こんなフレーズで締めくくられています。

  アマチュアの方はもちろん、プロの方にも是非とも本書を読んでいただきたい。そして、チョコレ-トのやり取りと接待の場と堕した日本のゴルフの在り様を、その本来の姿に戻すべく奮闘していただきたいものである。

やはりゴルフは、かくありたいですよね。

ところがギッチョンチョン!

先日、山の神と娘から鋭い指摘が・・・

食事中にスマホいじって、facebookにアクセスしているあんたはどうなんだと・・・大汗

自分の事は見えないものですね・・・猛省しないといけません。

やはり品格向上の道のりは遥か遠く長いですね。

ここは、日本の著名ゴルファーで、唯一哲学的というか、道教の大家といった風情を持つ?人生の達人の域に達したと思われる、このお方に登場していただきましょう!

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とほほ・・・じゃなかった、しゃんめえ♪

ではでは。

by cherrylayla | 2012-06-25 06:41 | Comments(2)

Commented by tamura at 2012-06-25 09:11 x
先輩、おはようございます。

伝説ではなく「まぼろし」です。

クオンタムゴルフという本も面白いですよ。
王国のゴルフからインスピレーションを得ている本です。多分、訳者も山本さんだったと思います。
Commented by cherrylayla at 2012-06-26 07:34
tamuraさん、おはようございます!コメントありがとうございます。
はい、存じ上げております(笑)。
随分前(15年くらい前?)ですが、
『私がいちばん上手い!―「クォンタム」ゴルフの奇跡』
を読んでいました。
また週末に実家の書棚を探してみようかな(笑)!
情報、ありがとうございます♪
ではでは。

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