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自動車保険配布スキンパーツ1 オーバー・パーの世界・・・ゴルフとAV業界って似てるの?

全米オープンが終わりました。

ちぇりーさん、土曜日の早朝と日曜日しかTV観戦出来なかったのですが、期待したタイガーは、3日目にして首位戦線から離脱。

結局、見せ場も作れないままだったようですね。

完全復活には、まだまだ時間がかかりそうですが、ファンとしては引き続き復活を待ち望むばかりです。

ところで、優勝したウェブ・シンプソン選手のスコアは1オーバー・パー。
☆そういえば、87年のオリンピック・クラブでの全米オープンも同じ姓のスコット・シンプソンでしたね(苦笑)。
☆ウェブ・シンプソン選手は、パーマー基金の奨学金を得てゴルフの腕を上げたという記事を見つけましたら、せっかくならチック・エバンスまで言及して欲しかったなあ!

いやいや、全米オープンのスコアらしくってイイじゃないですか!

ちなみに過去を振り返ると、2006年のウィングフット、2007年のオークモントが共に優勝スコアが5オーバー・パーと、今年の大会以上に選手を悩ませたようですね。

我々日本のゴルフファンにとっては、全米オープンといえば、バルタスロルでの帝王ニクラウスとしゃんめえ青木さんの激闘ですが、1980年ですから、もう30年以上前なんですね。

あの頃とは用具もコースセッティングも全く異なりますので、簡単に比較はできませんが、スポーツ・芸能に関してはノスタルジストのちぇりーさん、複雑な心境ではありますね。
☆間違いなく、競技レベルとしては進化し続けているはずですので・・・

そんなことを感じながら興味本位で、米PGAツアーのサイトを覗いてみると、ドライバーの飛距離だけみてもこんな結果が出ていました。

1980年  ダン・ポール    274.3ヤード
1985年  アンディ・ビーン  278.2ヤード
1990年  トム・パーツァー  279.6ヤード
1995年  ジョン・デーリー  289ヤード  ※15年で15ヤード伸びました!
1997年  ジョン・デーリー  302ヤード  ※初めて300ヤードを超えました!
2000年  ジョン・デーリー  301.4ヤード
2003年  ハンク・キーニー  321.4ヤード ※デーリー8年連続も陥落
2005年  スコット・ヘンド   318.9ヤード
2010年  ロバート・ガリガス 315.5ヤード
2012年  ババ・ワトソン    315.3ヤード ※今回の全米オープン終了時

いやいや、面白いですね!

この数字から、ここ10年では飛距離が伸びていないことに気づきます。
☆315~320ヤードで推移しているようです。まあ、平均飛距離ですから凄い数字ですが。

ちなみに、ちぇりーさんが、するゴルフに熱を入れていた15年ほど前は(ベストスコアが96年なので)、自身のドライバーの平均飛距離は170~180ヤードくらいだったと思います。
☆平均飛距離というところに注目してくださいね!チョロもテンプラも入っていますから。それでも、バカ当たりしても230ヤードがいいところだったと思います。

日本のプロ野球界では、飛ばないボールについて批判が集まっているようですが、ゴルフに関してはこれ以上飛びを競っても、と思っていたところ、数字で確認すると、そんなに心配しなくても良いかもしれませんね。
☆おそらく90年頃のCM通り、飛びが進化していたら、今頃500ヤードの世界ですから・・・苦笑

まあ、コースセッティングで、290~330ヤード地点のフェアウェイを狭くして、ラフを長くすれば、そんなにコースを崩さずに・・・といっても、既にコースの距離を伸ばす手法も限界を超えています。

そうそうラフといえば、ラフがほとんどない、オーガスタ・ナショナルの場合、現在は7445ヤード。以前、熱心に観戦していた頃は(タイガー登場前)、確か6900ヤード台だったような記憶がありますので、距離を伸ばすという対策は、間違いなく効果が見込めるのでしょうね。

それでも、来年の全米オープンはあのメリオンですから(確か5回目)、どんなコースセッティングでUSGAが挑むのか、今から楽しみです。

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☆見るからにサディスティックな雰囲気ですよね!

だって、6800ヤード台のコースですよ!
☆それでも全米ランキング(ゴルフダイジェスト社)は、ペブルビーチに続いて7位ですから(笑)!・・・ちなみに、ベスト5は、オーガスタ・ナショナル、パイン・バレー、シネコック・ヒルズ、オークモント、サイプレス・ポイントです。名前を入力しているだけで鳥肌モノですよね・・・

ちなみに、グランドスラマー(全員挙げられますか?)、ゲーリー・プレーヤーは

  地形にもよるが、6900ヤードぐらいが最もフェアな距離ではないか

という言葉を残しています(まだ健在ですよ!)。
☆まあこの当時のメリオンは6500ヤード台でしたから、流石に距離は伸びているようですが・・・リアルタイムで観戦出来なかったのが残念ですが、1971年の全米オープンは、メリオンが舞台で、帝王ニクラウスとトレビノとの激闘が繰り広げられたことを、以前帝王の自伝で読んだことがありますね!

それにしても、日本のジャーナリスト、最低でもこれくらいのレベルで記事を書いてくれないと、全然楽しめませんよ(笑)!
☆ゴルフ雑誌は、夏坂健さんがご逝去されて以来、10年以上読んでいないので、現状をよく分かっていませんが・・・汗

この手の話を語れるのは、中津川のニックくらいかなあ・・・いつか、シーヴァス・アイアンズについても語れると楽しいですね♪・・・トレーシーもこちらの世界に付いてきてね(笑)!
☆先日のハーフ33のゾロ目話は、痛快でしたね♪

おっと、最後に、帝王ニクラウスの言葉を紹介させてください。

  トーナメントを開催するという立場から考えれば、改造はオーガスタをダメにしてしまったと思う。私の人生でオーガスタの持つ意味は非常に大きく、あのコースを愛している。それだけに、コースが変わるのを見るのが嫌なんだ。

用具の進化がゴルフをつまらなくしてしまうのは、オーディオ・ビジュアル業界?の不況と根っこは同じかも知れませんね。

って、違うだろ!

名言といえば、もうお一方だけ・・・チック・エバンスさんに登場いただきましょう!

  ゴルフで得たものはゴルフで返す

  自立心の旺盛な人ほど、ゴルフも進化する。


やっぱり、夏坂健さんを読み直すタイミングかもしれません・・・あれれ、昨日の経営書は・・・

あなたな~ら♪どうする~♪

ではでは!

by cherrylayla | 2012-06-19 06:44

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