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自動車保険配布スキンパーツ1 6月の書縁・・・新しい「性の公共」を求めて・・・その3

本当に久しぶりに朝からゴルフ中継を観ていますが、やはりメジャー、特に全米オープンはイイですね!

タイガーが好調なのが、ファンとしては嬉しいのですが、一方で印象的だったのが、セカンドラウンドを終えた後の石川遼選手のインタビュー。

青木さん、流石でしたね。

相手の気持ちを理解し受け止められる器、朝から勉強になりました。

さてさて、紹介が随分遅くなってしまいました。

丁度1週間前に読了した、これまた強烈な1冊。

5. 『セックス・ヘルパーの尋常ならざる情熱』 坂爪真吾著 小学館101新書

偶然にも新書が4冊(「自殺」→「AV」→「恐山」→今回)続くことになりましたが、どれも濃厚でしたね。著者の坂爪さん伊達に東大卒じゃありません。その起業家としての行動力にも恐れ入ります。企業資金捻出目的で、東大卒のお兄ちゃんが、宅配便と牛丼屋でバイトする行は、美樹様を彷彿させます(笑)。

 それにしてもちぇりーさん、これまで「障害者の性」なんて、考えたこともありませんでした。しかも「射精介助」という概念など、想像すら・・・

 キッカケはyoutubeでの候補リスト・・・『性の介護.flv』というタイトルが目に入りました・・・500万を超えるアクセス、何だろう?

それは、10分強のTVニュースの特集の映像でしたが、冒頭で女性キャスターが、

人が人として生きていく意味を考えます

という言葉に誘われて、最後まで見てしまいました。

☆是非こちらのリンクからご覧ください!
http://www.youtube.com/watch?v=4LewEC45irA&feature=related


  今の行政には「性産業=テキトーに全面規制すべし」という発想しかなく、性風俗の世界で働く女性を、そもそも「人間」とみなしていないのです。行政の主張する「性風俗営業の適正化」とは、「売春行為は、必要悪として黙認してあげるから、青少年の見えないところでやれよ」という程度の杜撰な代物にすぎません。その結果、非人間的な制度の中で、非人間的な扱いを受け、身体と自尊心をズタズタにされるシングルマザーが量産されます。<p106-107>

  ・・・・・・社会貢献云々の前に、まず、組織として「生き延びること」=どれだけ小規模であっても、きちんと活動実績を積み重ねていくことが大切なのです。決して、勝たなくてもいい。負けなければいいのです。<p116>

  ・・・・・・問題は、マシーンであるはずの行政が、実態は、マシーンでも何でもなく、「あらかじめ決められた手続き」とは無関係な、役人の無知と偏見(場合によっては私利私欲)によって動かされているということ、そして、多くの場合、私たちにはそれを批判する手立てがない、ということ・・・・・・<p124>

  例えば、選挙で当選した女性政治家が、「過去にヌードになっていた」ということで、バッシングを受けることがあります。この場合、バッシングの対象になるのは、なぜか彼女本人だけです。彼女のヌードを商品化して利益を上げた企業や、彼女のヌードを見て楽しんだ消費者の男性が、バッシングを受けることは、一切ありません。言うまでもなく、この構造はフェアではなく、倫理的にも間違っています。<p151-152>

  健常者でも、恋愛をしたくてもできない人、セックスをしたくてもできない人は星の数ほどいます。逆に、障害があっても、恋愛をし、セックスをし、結婚をしている人は、星の数ほどいます。<p170>



抜き出し転載していると、何だか青臭い東大卒お兄ちゃんの放言のようにも受け取られる方もいるかもしれませんが、とにかく読んでみてください。

展開も軽快で、楽しめる起業記録とも言えます。

東大卒らしいといえば、初っ端に紹介されている「東大で学んだ3つのこと」は、流石に秀逸でしたね。これは十分企業経営にも役に立ちそうです!

  問題設定そのものを疑え
  → 答えの出ない問題に答えをだそうとして、膨大な時間を無駄にする

  外在的批判と内在的批判を区別せよ
  → 自分の役に立つのは内在的批判(理解に基づいた建設的批判)

  先行研究を徹底的に調べよ
  → ヘーゲルの言葉が紹介されていました
    「人間が歴史から学べる教訓は、ただ一つ。それは、誰も歴史から学びはしない、ということだ」


また、同じ週に読了した『職業としてのAV女優』と内容がオーバーラップするところも少なくなかったですね。

  ・・・・・・性風俗やアダルト産業は、「売れば売るほど、自分たちのサービスや商品の価値を低下させてしまう」・・・・・・<p39>

正論もスパッと飛び出してきます。

  そもそも不幸の元凶は、行政には理解も解決もできない問題、本来であれば、私たち(=家庭、学校、地域社会、NPO、企業)の力によって解決すべき問題を、全て行政に丸投げしてしまっていることにあります。<p72>

その問題解決に関しても、本質をスパッと!

  ビジョンを作ることは、一見簡単そうに見えますが、実際は非常に困難です。なぜならば、私たち日本人は、あらかじめ決められた試験範囲の中で、決められた問題に正解を出す「問題解決」の訓練は受けていても、自分自身で問題を設定し、それを解決するという「問題設定」の訓練は、ほとんど受けていないからです。<p77>

まさに、カルロス・ゴーンが再生前の日産を表現した、そのまんまですよね。

著書では、この他にも、射精介助をスタートさせるまでの行政との格闘、明治以降の性風俗スタイルの激変(これはいつもちぇりーさんが語っていることですが・・・)等々、大変興味深く、話題を提供して読者に問いかけてくれます。

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正直、「成人合宿」については、個人的にはどうかと思いますが、金銭教育と性教育は未だに学校で教えていただけないという事実・・・

これだけ考えても、教育システムは大きな矛盾を抱えていますよね。
☆本質的には学校に頼るべきことではないのかもしれませんが・・・

何だか、まとまりのないカキコになってしまいましたが、一人でも多くの方に読んでいただきたい、その上で語るチャンスがいただけたら嬉しいですね!

ではでは。

by cherrylayla | 2012-06-16 06:45 | Comments(2)

Commented by ランボー at 2012-06-16 10:06 x
介助か…少年少女の性より老男老女の性の実態のほうが気になるね…
Commented by cherrylayla at 2012-06-17 05:30
ランボーさん、コメントありがとうございます!
いつか行く道ですから・・・苦笑
備えあれば憂いなし!
ではでは♪

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