2012年 03月 21日
シナジストが歩むクレッシェンドの人生
昨日の春分の日は、その花粉対策ということで、朝のゴミ出し以外は一歩も外出せず、体を休めていました。
☆お墓は、先週の十三回忌にお参りしていましたので・・・笑
しかしながら、体は休めても、心と脳みそはトレーニング日和ということで、以前からタイミングを見計らっていたコヴィー先生の新作『第3の案』に集中!
午前3時間、午後3時間半の独学研修を楽しむことが出来ました。
第3の案とは、妥協の産物ではなく、対話と実践を重ねて見いだす高次元な案ということ。
書籍中でも、ヘーゲルの『アウフヘーベン』が例えに引用されていました。
そうそう、仏教用語の『見性』も引き合いに出されていましたね。
さて、前半のキーワードは、『シナジー』。
そのパラダイムは、
私は自分自身を見る(主体的に判断、行動し、素直に客観視する)
私はあなたを見る(他者をモノではなく人として見て、心から尊重する)
私はあなたの考えを求める(感情移入による傾聴で共感する)
私はあなたとシナジーを起こす(創造のパラダイム、合気道の精神)
というもの。そして、シナジーに到達するステップは、
第3の案を探そうと問いかける(両者が自分の立場を離れ、高次な思考実験を行う)
成功の基準を定義する(公正公平の追究ではなく、本当に必要なことに焦点を絞る)
第3の案を創造する(対話から生まれるアウフヘーベン)
シナジーに到達する(新しい案は意外なほどシンプルで洗練されている、妥協ではない)
なんだそうですが、経営品質で学んできたこととカブりまくりで、理解しやすく、気づきも多かったですね!
随所にちりばめられた賢人のメッセージも、知的好奇心をくすぐります。
金融の度重なるメルトダウンの根本には、MBAという思い上がり文化があるのではないか・・・ヘンリー・ミンツバーグ
意見の対立する相手は自分にとって最も重要な教師である・・・ダライ・ラマ
愚かな首尾一貫性は狭い心が化けたモノである・・・ラルフ・ワルド・エマーソン
シナジーが次々と生まれ、全体が部分の総和より大きくなった時に初めて、人は夢中になり、幸福感に満たされる・・・コリン・ホール
そして、そのシナジーを阻害するのが、
プライド、傲慢、
とのこと。
いやいや、ホント分かりやすいです!
ある意味で企業というものはもはや存在しない。古い境界線が消え、顧客と社員とを区別出来なくなってきている。全員が顧客なのだ。
はい、続きは次回以降ということで。
う~む、熱湯経営とは随分タッチが違いますが、本質的には同じような・・・
はい、本日も明るく楽しく元気よく、ド真剣に顔晴っていきましょう!
ではでは!
by cherrylayla | 2012-03-21 07:25