2012年 01月 02日
世界を見なさい
二人っきりで映画館に足を運んだのは、おそらく『13デイズ』以来だと思いますから、11年ぶり?
う~ん、当時の状況からすれば、いまだにユニットが続いているというのも奇跡的かもしれませんね(苦笑)。
今回利用させていただいたのは、東京の実家から程近いTジョイ大泉。
8時45分の初回上映いうこともあったのか、シアター内はガラガラでしたね。
我々を含めて20名弱しかいなかったような・・・
それでも、作品自体は、なかなか見所も多く、良かったですね。
見所というよりも、考えさせられることが多かったです。
特に、当時の状況と今の日本の状況が大変似ていること。
マスコミに煽られ、盲目的に誤った方向へ突き進む国民性。
TVで言ってたよ!
という、フレーズが未だにいろんな場所で飛び交っていることが象徴的ですね。
これは、日露戦争の時代から変わっていないかもしれません。
その日露戦争では、その前の日清戦争を含めると約10万人の犠牲者が・・・
30年後の大東亜戦争では、約300万人・・・
今度、リーダーが判断を誤ってしまったらその30倍???
あまり想像したくありませんが、現在の兵器を考慮すると、ありえない事では・・・
戦勝国があれば、敗戦国があるのが、戦の掟・・・そういう意味では、日露戦争は、絶妙なるタイミングで講和に持ち込めたのでしょうね。もちろん、その代償は小さくなかったわけですが。
映画の中で、山本五十六聯合艦隊司令長官は、何度もこのメッセージを若い新聞記者に伝えます。
世界を見なさい、自分の目・耳・心を大きく開いて
ある意味、この映画のメッセージは全てここに集約されているのかもしれません。
そして、正確な情報収集に基づく選択、そして決断。
我々、国民一人ひとりが、どれだけ意識を高めて行動するか。
そこを問いかけているのでしょうね。
ちぇりーさんは、まず、一家のそして会社のリーダーとして!
ところで、今回の映画、残念な点が1点だけ。
もっと瀬戸朝香の出番を増やして欲しかったなあ・・・笑
☆ビジュアル的には理想の女性の一人ですね!
結局2012年もこんな芸風ということで・・・苦笑
ではでは!
by cherrylayla | 2012-01-02 03:07