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自動車保険配布スキンパーツ1 和合誕生秘話!・・・名匠井上誠一伝『遥かなるスコットランド』

我慢比べの様相も、最後に微笑んだのは馬場ゆかりプロでしたね。

昨日の第44回日本女子オープン、ナショナルオープンらしい展開で見応えがありました。

優勝スコアの12オーバーは、10年前の室蘭ゴルフクラブでの14オーバーに次ぐ、2番目に悪いスコアでした。

室蘭ゴルフクラブは、名匠井上誠一さんが、昭和36年の夏に出発したスコットランド~アメリカ視察旅行後に手掛けられた名作と言われていますが、10年前の大会では名コースに強風を伴う悪天候が加わって、難易度が相当高かったようですね。

さて井上誠一さんといえば、昨日も少し触れた『遥かなるスコットランド 名匠井上誠一伝』(早瀬利之著 廣済堂出版)を、実家の書棚から持ってきて、TV観戦後再読(20年ぶり?)しましたが、面白かったですね。

井上誠一さんが、コース設計家を志すために、霞が関カントリー倶楽部の隣接地に家を建てたのが昭和6年の3月と記されていましたので、昭和4年9月開場の和合とは直接関係がないのですが、日本ゴルフ草創期のエピソードとして、和合誕生秘話が紹介されています。

  霞が関CCにさきがけて、18ホールのゴルフ場建設に着工したところがあった。
  名古屋の財界人で松坂屋社長の伊藤次郎左衛門は、ゴルフ場建設のため名古屋の東にある愛知郡東郷村大字和合に、16万4千坪の土地を25万円で購入していた。
  伊藤はまず朝香宮邦彦殿下に相談すると同時に、大谷光明の舎弟にあたる大谷尊由を通じて大谷光明にコース設計を依頼した。<p45>


ところが、ここから顎を外すような思わぬ展開に!

  大谷が尊由と一緒に現地入りしたのは、昭和3年5月31日だった。しかし、土質などから和合を売り、ほかに土地を求めることをすすめている。
  大谷は『忘れ得ぬ和合』の中で、
  「候補地を一廻りして検分したが、どうも面白くない土地である。しかしいろんな人がそばにいたから、現場では可とも否とも私は口にせずに河文(料亭)に引き上げて御馳走になった。・・・・・・忌憚なく申し上げるならば、和合の候補地は大名古屋のゴルフ場としては不適格である。単なる遊び場としてのゴルフ場、三流四流のゴルフ場として甘んじるのなら、和合でもどうにか間に合う。しかし承れば大名古屋にふさわしい一流のゴルフ場を作りたいとのことである。この目的のためには和合は落第であるから、和合の土地を売却して、他に適当な土地をお捜しになるのが一番よいと私は答えた」<p46>


いやいや辛辣な発言から、相当な苦難のスタートになったことがうかがえますが、結局、大谷光明さんは、用地を買い足すこと、土質の悪いのは肥料(馬糞が中心)によって改善することを条件にコース設計を引き受けられているんですね。

この経緯がなければ、今回の日本女子オープンも別の舞台で行われたこと、いやもっと言うと、名門和合の名声はなかったことは容易に想像できますね。

そんなコネタが満載の名著が絶版というのは、ホント残念ですが、多くの志ある(ゴルフを愛し楽しむという意味で)ゴルファーにとっては、この手の本は必読ものだと思います。
☆師匠のホームコースの大洗も井上誠一さんの設計ですよね!その大洗ゴルフ倶楽部の設計秘話もしっかり記されています(笑)。

大きな図書館等なら置いてあるかもしれません。

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ご興味ある方は是非是非!

珍しく午前様のカキコになってしまいました・・・

明日も早いのでもう寝ようっと!

ではでは。

by cherrylayla | 2011-10-03 00:09 | Comments(0)

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