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自動車保険配布スキンパーツ1 「大智度論」が説く飲酒の過ち

昨日は珍しく21時前に帰宅できたので、週はじめでしたが、晩酌を楽しむことに。

月曜日、早めに帰宅できた時のお楽しみといえば、21時から放送される吉田類さんの酒場放浪記。

しっかり昨日も愉しませていただきました。

番組終了後、余韻に導かれて、先月読了していた吉田類さんの著書『酒場歳時記』を取り出してみたところ、何ともいえない豊かな表現力で、またまた魅了されることに。

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中でも、165ページからの「酒場の代価」は、改めて気づきが多かったですね。

仏典の教え、在家戒の基本である五戒には、

  殺生、偸盗、邪淫、妄語、飲酒

とありますので、殺生と同レベルかと改めて思うと、それなりに衝撃的ですが、それに続いて紹介されている「大智度論」という仏教経典の中には、三十五過という仏が説く飲酒による過ちが列挙されているそうで・・・吉田類さんは「現代人の仏教聖典」(大蔵出版、1973)から引用されています。

1.酔うと節度をなくして浪費し、破産する。
2.酒は万病のもと。
3.酔えば争いの種。
4.裸になっても羞恥心がない。
5.尊敬されない。
6.智慧が働かなくなる。
7.求めるものが得られず、得ているものを失う。
8.秘すべきことを喋る。
9.なすべき仕事を途中で投げ出す。
10.酔えば失態が多く、後に後悔の念にかられる。
11.体力が落ちる。
12.肌艶が失せる。

13から20までは、父母兄弟やバラモンなど敬うべき人や教えに対する不敬が挙げられる。
☆こんな感じみたいです。
十三者不知敬父。十四者不知敬母。十五者不敬沙門。十六者不敬婆羅門。十七者不敬伯叔及尊長。何以故。醉悶怳惚無所別故。十八者不尊敬佛。十九者不敬法。二十者不敬僧。

21.悪に染まる。
22.賢者や善人を疎遠する。
23.破戒者となる。
24.恥知らずとなる。
25.感覚器官を制御しない。
26.色欲に溺れ、向上心をなくす。
27.人の恨みを買い、人目を避ける。
28.大切な人間関係が断たれる。
29.悪事を働く。
30.善き教えを捨てる。
31.怠惰になるゆえ智者から信用されない。
32.悟り(涅槃)から遠ざかる。
33.狂気と無知の因となる。
34.死後に地獄、悪道の輪廻から解脱できない。
35.生まれ変わっても、来世は狂気と愚かさに満ちたものだ。
故に、酒を飲むべからず。

う~ん、ちぇりーさん、自覚しているところでは、

4、8、11、24、32

あたりでしょうか。

これだけ紹介すると、何だか飲酒を慎めという論旨に発展しそうですが、そこは吉田さん、この項では、こんな締めくくり方をされています。

  これらの失態は、酒のせいというよりも個人の資質に負うものだが、古代から人の弱さや共同体での在り様が推察できる。
  酒の上での過失は、現代人も古代人と大して変わらないようだ。宗教上の教えによって、飲酒が許されない国さえある。けれど、人はこれほど多くの教訓を古くから知りながら相変わらず酒との付き合いを絶つことはなかった。それは、人が酒を遠ざけたところで、苦しみの種が尽きるわけでもないからだろう。ただ仏典は酔うことの快楽と人の奈落が紙一重だと伝えていて、あまりにもリアル。


はい、メリハリをつけるという意味では、飲酒も十分修行の一つなのかもしれませんね。

そんなところで、本日は休肝日と位置付けて、過ごしてまいります。

もちろん、アルコール抜きの水分補給はしっかりと!

ではでは。

by cherrylayla | 2011-07-12 05:02 | Comments(0)

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