人気ブログランキング |

自動車保険配布スキンパーツ1 代表的日本人

早い方なら小学生時代に読んでいるかも知れません。

ちぇりーさん、ページを開きもせず、購入したまま、長らく積読にしていました。

伝記だから、娘が読んでくれるといいなあくらいの感覚だったと思います。

それはこちらの1冊。

『代表的日本人』 内村鑑三著 岩波文庫

40をとっくに過ぎて、初めて読むようなものではないかも知れませんが、もの凄く良い本です。

100年以上前に著された本ですが、全く古ぼけていないというか、今まさに我々日本人に必要なことばかり記されています。

ちぇりーさん、思わず大きくページの端を折り込んでしまったフレーズ、少し長くなりますが引用させてください。

  私どもには進んだ政府機構があるにもかかわらず、天国におよばない点では、10世紀前の祖先の時代と少しも変わりないようにみえます。たしかに私どものおかれている実状は足踏み状態であります。そのため、人類は一つの方向・・・後退の方向にのみ進んでいるのではないか、といって人を驚かすような発言をする賢人もあるほどです。むろん、いかなるかたちでも圧政政治はいけません。いまや圧政政治は熱帯地方にだけみられ、そこからもやがて消え去るでありましょう。しかし、投票箱のなかには、およそ圧政政治と名のつくものは全然入る余地はない、などと考えるのは軽率です。圧政政治は、私どもが悪魔と手を組む限り存在するし、悪魔ご本人が、私どものなかから完全に追放されつくすまでは存在をみるでしょう。したがって人類は、二種類の圧政政治、すなわち、専制的なものと投票箱によるもの、に苦しんでまいりました。そのなかで後者は、二つのうちでは、やや軽い悪意外のなにものでもありません。それにまさる、もっとも良い形態が、いつ、どんな方法でもたらされるのか、それを明言するのは慎まれるとはいえ、待望されていることに変わりはありません。

いかがでしょうか?今でも耳が痛くなるような内容ですよね。11世紀前の祖先の時代と少しも変わりない、いやこの1世紀でむしろ悪化しているとは言い過ぎでしょうか。

思わず、チャーチルの言葉、

  ・・・・・・実際のところ、民主政治は最悪の政治形態と言うことが出来る。これまでに試みられてきた、他のあらゆる政治形態を除けば、だが・・・・・・

を連想してしまいましたが、お隣の厄介な国は、内村鑑三氏がいうところの熱帯地方にだけ見られる政治をやり通していますから、堪りませんね。

ちなみに、このフレーズは、上杉鷹山の項に出てくるのですが、アメリカの歴代大統領も尊敬したという鷹山公を知らない日本人もまだまだ多いような気がします。

なんて、ちぇりーさんも、地元細井平洲先生を知らなければ、興味を持つことはなかったかも(汗)。

鷹山公といえば、

  なせばなる なさねばならぬ 何事も ならぬは人の なさぬなりけり

という有名なフレーズを思い出しましたが、単純な言葉だけに重いですよね。

おっと、また脱線の気配が・・・苦笑

ちなみに、『代表的日本人』には、西郷隆盛・上杉鷹山・二宮尊徳・中江藤樹・日蓮上人の5名の偉人が紹介されています。

ある意味、この本1冊を読み込んで、気づきを実践するだけで、学校教育における倫理道徳のカリキュラム、いや家庭教育も大丈夫なのではないかと思わせてくれる良書です。

既に読まれている方は、久しぶりに再読を。

ちぇりーさんがそうだったように、未読の方は、是非この機会に!

ではでは。

by cherrylayla | 2010-10-29 07:16 | Comments(0)

<< リンパ腺の腫れは警報発令! 中日ドラゴンズ論・・・なんとかせぇ! >>