2010年 08月 17日
学思行相須ツ
正式な番組名は『池上彰の戦争を考えるSP~戦争はなぜ始まりどう終わるのか~』でしたが、ちぇりーさんの周りでも結構見ていた方がいらっしゃったようです。
ネットでもいろいろ意見が飛び交っているようですが、民放ですからCM除くと実質2時間強の時間で、そこそこよくやった方なのではと感じています。
池上彰さん、流石わかりやすい話し方で、上手でしたね。
ただ、あの番組内容が全て正しいと思ってしまっては、いけませんよね。
池上彰さんも、断定口調でいろんなエピソードを紹介されていましたが、自虐モードで進行されていたのは、ちぇりーさん的にはちょっと受け容れがたいところもありました。
何れにしても、活字媒体にしろ、映像にしろ、決して鵜呑みにしないこと。
それこそ、番組で紹介されていたように、我々が誤った方向に進むことを自ら後押ししかねません。
そもそも列強は何故アジアに進出していたのか?
日中戦争開戦時の中国の特殊な状況は?
挙げ始めたらキリがありませんが、可能な限り情報を身につけて、自らの歴史観を持つことが最も大切なことなのかも知れません。
そしてそこで学んだ教訓を基に、2度と戦争に巻き込まれないことを考え、行動していくことが必要です。
これぞ、細井平洲先生の「学思行相須ツ(がくしこうあいまつ)」ですね。
そういう意味では、出発点という意味でも、やはり知らないことが最も罪深いことなのでしょう。
ちぇりーさん、まだまだ足を運ぶ必要がある場所がたくさんありそうですね。
この番組が、偏った歴史観を助長する空気ではなく、戦争について、そして日本について真剣に考える空気を生み出してくれることをただただ願うばかりです。
ちょっと、難しいとは思いますが・・・涙
本日名古屋の予想最高気温は37度!
氣を高めて乗り切ります!
ではでは。
by cherrylayla | 2010-08-17 06:43