2010年 05月 27日
五悪・・・『社長の器』読み始めました!
先日シアトル行きの機内で師匠が読了された高杉良さんの『社長の器』。
昨日、ブックオフの105円コーナーで見つけて、移動時間と就寝前に読みふけっていました。
3分の2くらい進んだところで時間切れ。
残りは本日時間を確保できたらって感じです。
まだ途中なので、残り3分の1、どんな話に展開するかわかりませんが、重いテーマであることは間違い有りませんね。
単行本で世に出された際は、『闘う経営者』というタイトルだったそうです。
ちぇりーさん的には、経営者としての器というよりも、人間としての器について表現されているように感じています。
実は高杉良さんの著作は、『青年社長』しか読んだことがなかったのですが、素直に凄いなあと感嘆するのは、その取材力。
徹底的に調べ上げるんですねえ(当たり前か)。
そして、出版当時、ミネベアの高橋高見氏は、健在だったということも驚きです。
あそこまで悪意?をもって描けるのかと読む側が思うほどのチカラが伝わってきます。
作家をそこまでさせたモノは何なのか?
そちらに興味を持ったりもします。
そんな昨日のタイミング、安岡先生の一日一言は、こんな内容でした。
【五悪】
盗賊より悪質な五つの問題がある。
仕事がよく出来て、心険(けわ)しいものが一。
行が偏向して、しかも頑固(がんこ)なものが二。
言うことが実は偽で、しかも口が達者なのが三。
くだらぬことばかり覚えて、しかも博識であるのが四。
悪勢力に附(つ)いて、しかもよく恩を売るものが五。
(荀子[じゅんし]・宥坐[ゆうざ])
いずれも世を乱るものである。
これ、ほとんど『社長の器』の主人公である兄弟にあてはまるような・・・
いや、残りの展開、清々しいストーリーを期待しましょう!
そして本日もすてきなご縁に恵まれますように!
ではでは。
by cherrylayla | 2010-05-27 06:59