2009年 01月 28日
毎日がお正月
先週、お世話になっているO様からのメールの追伸として記されていました。
※今、NHK教育テレビで毎週火曜日の夜、松下幸之助の特集の
番組がありますが、ご覧になっていますか。スケールの大きさ、
人間の大きさにただただ感動しています。
早速NHKのサイトで調べてみると、既に全3回のうち2回が終了。
あら、残念と思っていたら、1週遅れで、何と早朝5時過ぎから再放送をやっているではないですか!
これなら第2回目から、追いつくことが可能ということで、昨日早朝は第2回、昨晩は第3回と、楽しませていただきました。
紹介されていたエピソードは、知っていたことばかりでしたが、時折流れる幸之助さんの肉声は見る(聴く?)価値十分でしたね。
第2回では、「巨耳の人」ということで、偶然にも昨日当ブログに登場していただいた語り部の北康利さんが、幸之助さんの情報収集能力と部下の活かし方について、アツク伝えられていました。
ちぇりーさん、収穫としては、「水道哲学」を語られ、「創業命知の日」と位置づけられた「第一回創業記念式」の式典会場となった堂島中央電気倶楽部の映像を初めて見ることができたことでしょうか。
まだ、残っているんですね。
整然と並べられたパイプイスが印象的でした。
夜の部の第3回は、「日に新たに」。
幸之助さんの言葉でも特に有名ですよね。
3年前に朝のルーティンにしていた、PHP文庫の『松下幸之助「一日一話」仕事の知恵・人生の知恵』を改めてとりだすと、ありましたありました。
5月4日ですね。
「日に新たな経営を」
・・・・・・時代とともに改めるべきは改めていかなければならない。
その時どきにふさわしい日に新たな経営があってこそ、正しい経営理念も永遠の生命を持って生きてくるのである。
な~るほど。
調子に乗って、『道をひらく』を取り出してみると、これにもありましたありました。
「日々是新」
年があらためれば心もあらたまる。心があらたまればおめでたい。
正月だけがめでたいのではない。心があらたまったとき、それはいつでもおめでたい。
きのうもきょうも、自然の動きには何ら変わりはない。照る陽、吹く風、みな同じ。
それでも心があらたまれば、見るもの聞くものが、みな新しい。
年の始めは元旦で、一日の始めは朝起きたとき。年の始めがおめでたければ、朝起きたときも同じこと。
毎朝、心があらたまれば、毎日がお正月。あらたまった心には、すべてのものが新しく、すべてのものがおめでたい。
きのうはきのう、きょうはきょう。きのうの苦労をきょうまで持ち越すことはない。
「一日の苦労は一日にて足れり」というように、きょうはまたきょうの運命がひらける。
きのうの分まで背負ってはいられない。毎日が新しく、毎日が門出である。
日々是新なれば、すなわち日々是好日。素直で謙虚で、しかも創意に富む人は、毎日が明るく、毎日が元気。
さあ、みんな元気で、新しい日々を迎えよう。
まさに朝のスタートに相応しい、力強く、爽やかな言霊ですね(笑)。
はい、本日も、
明るく楽しく元気よく爽やかに
いってみましょう!
ではでは。
by cherrylayla | 2009-01-28 05:30