2008年 03月 22日
不将不逆、応而不蔵
前夜の反省から、キチンと布団を敷いて床につき(当たり前だ!)、8時間睡眠をしっかり摂ったせいか、すっかり体調も回復。
最近、自分でも驚くほど睡眠時間が長いちぇりーさん。
”春眠暁を覚えず”というよりも、身体が必要としている時は、ストイックになりすぎず、臨機応変な対応が良いみたいですね。
早朝ウォーキングは割愛してしまいましたが、元気に土曜出勤を楽しんでいます(笑)。
その昨日の合同企業説明会、ある学生さんとの対話の中で、飛び出してきたのが『水滸伝』。
古典に疎いというか、遅まきながら勉強中のちぇりーさん、『水滸伝』はノーケアでした。
その学生さんは、意識的に古典に親しむようにしているようで、『お主、若いのになかなかやるわい』といった印象。
4月の会社説明会で、また古典ネタで盛り上がってしまうような予感(笑)。
ご縁が深まることを期待したいですね。
さて、古典といえば、先日読了した伊藤肇さんの『十八史略の人物学』。
今年に入って、伊藤肇さんの本は3冊読んだのですが、古典に準えた経営者のエピソードが満載で、興味深かったですねえ。
『十八史略の人間学』 致知出版社
『現代の帝王学』 PHP文庫
『十八史略の人物学』 プレジデント社
それぞれ、新品、ブックオフ、古書扱いと出自は違いますが、なかなか読み応えがあります。
☆被る内容も多いのですが(苦笑)。
ちぇりーさん、中でも特に印象に残ったのが、
『不将不逆、応而不蔵』
という言葉。
『荘子』の中に出てくる、「応対」の基本です。
『将(おく)らず、逆(むか)えず。応じて蔵せず。』
“将(おく)らず”とは、“心配ごとや苦労があっても、それにこだわって、くよくよしない”こと。
“逆(むか)えず”とは、“とりこし苦労をしない”こと。
“応じて蔵せず”とは、“何か事がおきたときには、直ちに応じてテキパキと処理するが、いったん、処理したあとは「蔵せず」で、すっかりわすれてしまう”こと。つまり、“そのことに執着しない”ということなんですね。
これぞ、言うは易く行うは難し、ですね。
ちぇりーさん、過去の失敗やネガティブな情報に囚われることなく、即断即決でポジティブに達観できる人物に近づけるよう、引き続き取り組んで参ります。
座右の銘に追加ですね。
仕事だけでなく、家庭でも、人間関係でも、そして自然現象に対しても、『不将不逆、応而不蔵』で応対できる人間でありたい。
そんな理想像を思い描く土曜日のお昼休みのちぇりーさんです。
皆さん、今日は早めに帰宅しましょうね。
ではでは。
by cherrylayla | 2008-03-22 12:05