2007年 11月 28日
経営の経の字はタテ糸だ
藤沢武夫さんの『経営に終わりはない』。
いや、再読して大正解です。
2年半前のちぇりーさんと、現在のちぇりーさんでは、入り方が違うことを実感。
少しは成長しているのでしょうか(苦笑)?
その勢いで、『本田宗一郎本伝』まで再読(これはマンガ仕立てですが・・・笑)。
おかげで今朝は少々寝不足気味ですが、こういう寝不足なら納得ですね(苦笑)。
その寝不足の原因、『経営に終わりはない』で藤沢武夫さんは、こんなことを述べられています。
中国文学者の吉川幸次郎先生が、
「経営の経の字はタテ糸だ」
と書いておられるが、うまいことをおっしゃる。布を織るとき、タテ糸は動かずにずっと通っている。営の字の方は、さしずめヨコ糸でしょう。タテ糸がまっすぐに通っていて、はじめてヨコ糸は自由自在に動く。一本の太い筋が通っていて、しかも状況に応じて自在に動ける。これが「経営」であると思う。<P24>
まさに、経営品質!
師匠から教わったそのまんまですね(そのことについては、今年の1月にもカキコしていましたね)。
その一本の太い筋というのは、“軸”であり、“志”であり、“死生観”の現れなんですね。
藤沢武夫さんも、この著書の最後のフレーズでこんな言葉を残されています。
採算に合うか合わないかということより、いちばん大事なことは、自分たちは何をしてきたかということ。金なんてものは、いつかなくなる。自分が思いきりやりたいことをやってきたからには、子供にも、自分のやったことを語りつげるような人生を送らせたいと思っているのです。<P231>
ちぇりーさん、まだこんな立派なこと言えません(涙)。
昨日の25年の話しではないですが、残り時間は限られているということをもっと意識して日々取り組まないと嘘ですね。
そういう意味では、本日はスケジュール目一杯。
大事なことは、そのスケジュールが軸に沿っているかどうかということ。
はい、本日は大丈夫です(笑)!
ではでは!
by cherrylayla | 2007-11-28 08:04