2007年 06月 07日
切り替えは大和魂
原稿の取材&撮影ということで、隣県までプチ遠征してきたんですが、現地ではサプライズの連続(涙)で、そのせいばかりではないと思いますが、帰路の電車ではドッと疲れが噴出!
いやあ、それにしても、いろんなキャラクターの方がいらっしゃいます。
まあ、そんな時は切り替えですね。
☆それにしてもまいりました・・・涙
そして、本日は朝一の社内ミーティングの後、つかの間の外出以外はズーッと、取材のまとめで缶詰。ようやく先ほど、何とか形になりましたので、明朝からは制作スタッフに力を発揮していくことが出来そうです。
それにしても、何もないところか制作するって楽しいですよね!
もちろん、これからレイアウトが本格的に始まるわけですが、ちぇりーさんの頭の中は既に次なるビジネスに切り替わっています。
このブログの時間はそのインターバルってことで・・・笑
さて、切り替えという意味では、昨日帰宅してTVをつけてみると、
お~、何だか懐かしい映像だなあ。
メキシコ五輪の釜本選手のゴールシーンです。
奇跡の銅メダルですね。
ちぇりーさん、もちろんリアルタイムではありませんが、以前から何度も見てきた映像です。
番組は、NHKの『その時歴史が動いた』。
日本サッカーの父、デットマール・クラマーさんにスポットを当てた特集番組でした。
クラマーさんは、東京五輪開催に向け、日本サッカー界が何とか1勝でもできるようにと、僅かな予算の中から捻出して招聘したドイツ人(当時は旧西ドイツ)なんですね。
指導者の言葉という意味では、現在の代表監督・オシムさんの発言も注目度が高いようですが(1年前にカキコしてますね・・・笑)、
このクラマーさんの指導者魂が凄い!
お名前とその功績については断片的には知っていましたが、改めて、こんな素敵な方だったんだと感じるとともに勇気をいただきました。
ツイてる!
早速クラマーさんに興味をもって調べてみると、クラマーさん、「言葉の魔術師」って異名があるくらいなんですね。
「サッカーは人生の縮図である。すべてが人間の成長につながる。」
「本当に大切なことはゴールを決めることではなく、友情を結ぶことである。」
「真のストライカーを作り出すことはできない。それは天からの贈り物である。」
「タイムアップの笛は、次の試合へのキックオフである。」
「試合で勝った者には友達が集まってくる。本当に友達が必要なのは敗れた時であり敗れた者である。私は敗れた者を訪れよう。」
「サッカーには人生のすべてがある。特に男にとって必要なすべてがある。」
「グラウンドはサッカーだけをやる所ではない。人間としての修練の場である。」
「サッカーの上達に近道はない。不断の努力だけである。」
「ボールコントロールは次の室にはいる鍵だ。この鍵さえあればサッカーというゲームはなんでもできる。」
「ボールをもっと可愛がれ。ボールをきらえばボールも君をきらう。ボールになじみボールから自由になれ。」
「ガールハントをし酒を飲み煙草も吸いながら一流のプレーヤーになろうと思ってもそれは不可能だ。サッカーは心の教育の場である。」
「君は今たいへんなことをやろうとしている。たいへんなことだからすばらしいのだ。すばらしいことをする人間がくじけてはいけない。 」
「背を向けて去るな。みんな必要な人間なのだ。」
「コックが多すぎるとスープがまずくなる。」
どうですか、含蓄のある言葉ばかりですよね。
全て、ビジネスだけでなく人生の歩み方にも参考になりますよね。
そして極めつけは、クラマーさんが、来日前に教えていたスポーツ学校の壁に掛けられていたこの言葉、
Es ist der Geist, der sieht.
Es ist der Geist, der hort.
Das Auge an sich ist blind.
Das Ohr an sich ist taub.
う~ん、20年以上前に(汗)、第2外国語でドイツ語を専攻していたちぇりーさんですが、これだけではサッパリ分かりませんね。
ということで和訳です。
物を見るのは精神であり
物を聞くのは精神である
眼そのものは盲目であり
耳それ自体は聞こえない
深いですよね~。
クラマーさんの指導のおかげで、日本代表は、東京でアルゼンチンを撃破し、
クラマーさんが思い出させてくれた大和魂は、メキシコで銅メダルという大輪の花を咲かせます。
言葉に力を持っているという意味では、オシムジャパンの今後にも期待が持てるかも?
ちぇりーさん、明日からもリフレッシュして、頑張ろう!
そんな前向きな気持になることができました。
TVもたまには良い番組やるじゃない!
ではでは!
by cherrylayla | 2007-06-07 20:57