2015年 07月 09日
若冲
51.『若冲』 澤田瞳子著 文藝春秋
読み始める前から、面白いことは分かっていました。
読了後の感想は、小説家って凄いなあ・・・というもの。
そこには、ちぇりーさんがこれまで抱いていた伊藤若冲の姿とは、全く異なる生き様が描かれていました。
小説ですので、どこまで事実なのか、浅学菲才なちぇりーさんでは、判断できません。
しかしながら、読み物としては大変面白い!
若冲のことを知らなくても、著者の筆力に引き込まれていくことでしょう♪
京都好きの方なら、更にお楽しみいただけるのではないでしょうか。
☆京都人の伝統的な気質も垣間見ることができますし・・・
もちろん、一部の若冲ファンからは、非難の声もあがりそうではありますが・・・
副読本として、こちらの雑誌もオススメです♪
そして、今回このタイミングで読了したのは訳がありまして・・・
☆はい、滋賀県の山奥まで足を運び、初日に鑑賞してきました(*^。^*)
名古屋に帰って、実家に顔を出し、母にもススメてみましたが・・・
☆今一つ、ピン!と来なかったようですね・・・(^_^;)
ちぇりーさん、また相国寺に足を運ばねば・・・
ところで、この作品、直木賞、取れますかねえ・・・(*^。^*)
いや、力作だけに受賞して欲しいですね♪
続いては、毎月楽しみにしている、こちらの番組のムック本。
52.『ソポクレス「オイディプス王」 2015年6月 100分 de 名著』
島田雅彦著 NHK出版
いやいや、こちらも面白かったですねえ♪
世界史受験で暗記した、ギリシャ三大悲劇詩人アイスキュロス、ソポクレス、エウリピデスの、ソポクレスですよ♪
まさか、その著作を読むことになるとは、想像だにしておりませんでしたが・・・というか、ムック本に触れただけですが・・・(^_^;)
番組の中でも、案内役の島田雅彦さんが説明されていましたが、2,500年前の作品に、物語の要素が全て詰まっているんですね♪
「父殺しの物語」「母子相姦の物語」「自分探しの物語」「捨て子の物語」・・・
いやいや、こういう偉大な本とご縁をいただけるのが、この番組の大きな魅力ですよね(^o^)丿
やはり、古典に向き合う機会を増やしてみたい・・・
改めてそんなことを想うちぇりーさんです(V)o¥o(V)
ではでは。
by cherrylayla | 2015-07-09 03:58