2015年 03月 26日
推薦本3連発(^o^)丿
Instagramの利用者が・・・
女子大生見習いの世代では、かなり普及しているようですが、ちぇりーさん世代でもいよいよ・・・
未だに、ハッシュタグの使い方と効用すら理解しておりませんので、説得力はありませんが・・・
ところで、ブログやSNSをやっていて嬉しいことの1つが、ご縁をいただく皆さんから推薦本を教えていただけること。
残りの人生9,122日目の本日は、そんな推薦本に絞ってカキコを進めて参りましょうか♪
31.『味 天皇の料理番が語る昭和』 秋山徳蔵著 中公文庫
こちらの推薦者は、中津川のくま先輩。
先日、本部長の特別召集でご一緒した際、満面の笑顔で
ちぇりーさん、これメチャメチャ面白いですよ
と読みかけの実物を片手に激賞されていました。
そこまで言うなら読まねばと、程なくして手に入れ、読み始めたら、ホントにメチャメチャ面白いじゃないですか(*^。^*)
著者の秋山徳蔵さん、ちぇりーさん、全く存じ上げなかったのですが、この本、単行本では60年前の出版ということですから・・・
それでも、全く古さを感じさせないどころか、今読んでもとても新鮮で、有意義な読書時間を愉しむことができました♪
くま先輩、ありがとうございます<(_ _)>
内容は、単なる料理の範疇に収まるものではなく、仕事論、文化論、人生論、国際論等々、大変スケールの大きなものに驚かされます。
秋山さんから言わせれば、チャプターのタイトルにもある通り、
人生は料理なり
ということに落ち着くのでしょうが、とにかく読みごたえがありましたね♪
要するに、時代が変わったのだ。食べものを作る技術もレベルが落ちてきたし、食べる方の味覚のレベルも、仲良く低くなってきている。<p26>
あっ、前述の通り60年前のご意見ですので・・・(・。・;
その他にも、
天皇の味 中国の謎 西園寺公望公の舌 アメリカは味覚の四等国 芸術作品・日本の牛 料理の修業は鼻の修業 酒で洗った酒樽
辺りは、ホント秀逸な見識で、目から鱗でしたね。
秀逸といえば、巻末のテーブルマナーは、その内容・ボリューム共に一級品です。
小泉武夫さんが、解説文で、
本書と共に『魯山人味道』を併せ読むことは・・・
なんてフレーズを記されておりますので、次は初の魯山人本か、それとも秋山さんの『舌』に触手を伸ばそうか・・・
やっぱり読書って、楽しいですね(#^.^#)
続いての推薦本は新書です。
32.『野心のすすめ』 林真理子著 講談社現代新書
こちらの推薦者は、人生の大先輩にあたる女性ビジネスパーソン。
先日、女子大生見習のことが話題に上がっている際、
ちぇりーさん、これお嬢さん、必読だから
と力を込めてオススメいただきました。
そこまで言われても、ちぇりーさん、著者のビジュアルを受け付けることができないので、躊躇しておりましたが、せっかっくのご縁、ブックオフの108円コーナーに鎮座していたら買おうかなと思い、先日帰宅途中に立ち寄ると、お約束のように・・・(^_^;)
ちぇりーさん、もちろん、著者の作品は初体験だったのですが、一言・・・エグイですね・・・(*_*)
なるほどね~
と頷く場面もありましたが、ちぇりーさん、最初で最後の可能性も・・・あくまで根本原因はビジュアルかと・・・
そんな中でも、ちぇりーさんの考えとドンピシャだったのが、著者が「野心の心得」としてまとめた3要素。
1.時間を二倍に使う・・・・・・細切れ時間を如何に活用しているかが問われますよね
2.まずはぐっすり眠ってから考える・・・・・・一日一日をリセットするための朝のルーティンでもありますから
3.運の強い、楽しい友人たちと付き合う・・・・・・自分が尊敬できる相手との時間は楽しく有意義ですよね
女子大生見習には、『第4章 野心と女の一生』だけでも読ませてあげてというメッセージもいただきましたので、ちぇりーさん、そのまま伝えさせていただきましたとさ♪
お姉さま、ありがとうございます<(_ _)>
最後は変形?文庫本(少し細長い感じ)です。
33.『真剣師 小池重明』 団鬼六著 幻冬舎アウトロー文庫
こちらの推薦者は、本部長のご縁でfacebookにてご厚誼いただいている人生の大先輩。
先日、団鬼六先生の作品を紹介していたところ
ちぇりーさん、小説のおすすめはまず「真剣師 小池重明」。新宿の殺し屋と呼ばれた賭け将棋のプロの実録小説です。プロが怖れるほどの将棋の天才、しかし借金まみれで女にだらしがない、破天荒な男の生き様は、将棋を知らなくても共感していただけるものだと思います。
と熱き心でオススメいただきました。
ちぇりーさん、先日の家族3人温泉旅行に持参して、夕食前の寛ぎタイムと未明の朝酒タイムに集中させていただきましたが、いやいやこれは面白い(V)o¥o(V)
特に作品の舞台の半分ほどが地元名古屋でしたから、時代は違えど、その空気感は大変共感できるものでした(*^。^*)
これはとにかく読んでいただきたい、痛快な娯楽作品ですね(^o^)丿
もちろん、主人公の生き様から、たくさんのことが学べます。
人間のクズとも思わせるオトコを表現されながら、そういう気にさせるのは、団鬼六先生の筆力によるものでしょうね<(_ _)>
団先生の著書については、こんな作品もオススメいただきましたので・・・
そして小説「不貞の季節」。短編ですが、寝取られる、とはどういうことかを描いた小説です。嫉妬という単純な言葉では表現できない、人間の複雑な、微妙な感情を描写しています。極めて文学的、名作です。
はい、GW辺りに時間を確保して向き合ってみたく存じます(^o^)丿
それにしても、読書って、最高の娯楽のひとつだなあと、ご縁をいただく皆さんからの推薦本から、改めてそう感じるちぇりーさんです。
ではでは!
by cherrylayla | 2015-03-26 03:58