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自動車保険配布スキンパーツ1 悦楽王が語るSM人生論

いやいや、見事な筆力とはこのことでしょうか・・・<(_ _)>

読み始めたら止まらず、一気に読了させられてしまいました。

鬼籍に入られてから、早くも4年を経過しようとしておりますが、名前の通り、

  文芸の鬼、ここにあり!

といった印象です♪


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17.『悦楽王』 団鬼六著 講談社

とにかく痛快です♪

とても実話とは思えないほどの濃い3年間を描いた私小説?なのですが、関わる登場人物も・・・

渥美清さんの人柄は寅さんそのもの・・・たこ八郎さんのキャラも映像で見ていた通り・・・

この時代に生きていたら、鬼プロで働いてみたかった・・・正直、そんなことを思ってしまうほどの魅力に満ち溢れています・・・

表紙は、流石にカバーをしていないと、電車の中で読むのを憚られてしまいそうですが・・・(^_^;)

そうそう、こちらの本、facebookで画像を紹介していたら、団鬼六さんの他のオススメ本もコメントでご紹介いただいており、これまたご縁に感謝ですね♪


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18.『SかMか 体の闇がわかる本』 団鬼六著 朝日新聞出版

連続で、団鬼六先生の作品・・・こちらも、なかなか興味深かった1冊です。

S型とM型の相性、それぞれの生き様等、事例に基づいたエッセイが秀逸です。

あの杉本彩さんが自身で語られた、性的に昂ぶる情景には、読み手のこちらが感情移入してしまうほどの臨場感でした・・・(*^。^*)
☆これは必読モノですよ♪

また、ビジネスシーンにおける、S型とM型のお作法は、大変勉強になりましたね。

帯広告にもある通り、確かに、血液型より説得力がありそうな・・・そんな印象です。


  Sから見たら、絶体にMの方が怒りやすい。

  Sの特徴として何でも根に持つということがあります・・・・・・Mは根に持たない。

  Mが上司の場合、Sのようにやみくもに怒鳴ることなく、Mは頭がいいから、怒るにしても含蓄のあることを言います。・・・・・・そして、Mは怒っても、相手に反発の余地を与えます。

  よく部下は褒めた方がいいとか、いやいや叱った方がいいとか、いろいろありますが、実は、それはSM型で分ければいいのです。

  ・・・・・・成功する人というのは、SとMを上手にコントロールし、その使い分けができる人物だということです。



ご自身の濃密な経験・・・そして成功者から奇人変人とのご縁の賜として導かれた数々の箴言。

団鬼六さんは、この本を出版されてから3年後、80歳で旅立たれてしまいますが、そんな人生の終焉迎えられるタイミングで残していただいた言葉がこちらのフレーズ・・・


  人生そのものにもSの時代があり、Mの時代があるということが77歳の老朽物質になって、ようやくわかってきた気がするんです。

  Mの心境に立ち入ったときに、私はようやく人生の快楽というものを感じ取れるようになりました。

  つまり、人生はSとMを社会的に上手に使い分けてこそ、快適なものになる、ということを言いたいのです。

  人生はチャンスを選んで、受けるか、攻めるか、考えることが必要なんです。



ちなみに、最後のフレーズ、「責める」の誤植ではありませんので念のため・・・(^_^;)

ちぇりーさん、残りの人生9,157日目の本日も、考えて行動してまいります。

ではでは。

by cherrylayla | 2015-02-19 03:58

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