2014年 07月 02日
往生写集・・・死生観編
豊田市美術館で開催されていたアラーキーこと荒木経惟さんの写真展。
とにかく、写真の持つパワーに圧倒されてしまいました・・・<(_ _)>
『さっちんとマー坊』は、土門拳さんの『腕白小僧がいた』を連想させましたが、良い意味で何かが違うんですね♪
時代も若干異なるせいかもしれませんが、写真家が持つ個性というかなんというか・・・
ご承知の通り、土門拳さんは、後半生を『古寺巡礼』で表現されたように、「日本の美」を徹底的に追及されていたように感じますが、アラーキーさんは、「人間が持つ力」を徹底的に追及されてきた写真家なんだと思います。・・・全然よくわかっていませんが・・・超テキトー・・・(^_^;)
特に、愛妻・陽子さんとの信頼関係に基づいた作品群は、ヒリヒリ感というか、観ている方が緊張してしまうくらいの迫力でした!
愛妻・陽子さんが旅立たれてから四半世紀近く経過しているわけですが、そのアラーキーさんも現在ガンと向き合いながら、人生を積み重ねていらっしゃいます<(_ _)>
「エロス(愛)とタナトス(死)」という表現でも紹介されていましたが、まさに、自身の死生観が問われる展覧会・・・そんな印象でした!
そんな意味でも、是非、大切な方と見ていただきたい・・・といっても、もう終わっちゃいましたが・・・
☆見逃してしまった方、本当に残念でした<(_ _)>
またチャンスがあれば、足を運んでみたい・・・東京辺りなら近いうちに開催してくれないかなあ・・・
はい、そんなことにも思いを馳せながら、残りの人生9,389日目の本日も、一所懸命顔晴ってまいります♪
ではでは!
by cherrylayla | 2014-07-02 03:58