2013年 12月 14日
Executionから学ぶ「吾唯知足」と「報恩感謝」
死刑判決が下った即日の執行という衝撃・・・
その前に側近が公開処刑されたというニュースが伝わっていましたが、やることが早いというか何というか・・・
目的の為であれば、人の命なんて・・・国内外に、そんな印象を植え付ける意味もあるのでしょうか・・・
そういえば、元恋人とかいう女性も・・・正妻の意向という話もあったりと・・・
異常な体制の国の話とはいえ、同じ時代に地球上で起こっているということを考えると、やりきれないですね・・・
殺戮の歴史といえば、かの国の現王朝の創設者も・・・
文革中には、数百万人・・・一説には一千万人以上の自国民を殺戮したという話もありますが、考えてみれば、殺戮・粛清が正当化される易姓革命を前提とした国柄ですので・・・
その国には、古より学ぶべき教えが溢れかえっているというのに・・・
堯舜のような聖天子は、やはり伝説なのでしょうか・・・
そんな中、ちぇりーさん、先日の出口会長の著作から、その古典に触れる機会を増やそうと思い、今年の朝のルーティンで岩波文庫の『論語』を読了してたことから、バランスという意味でも次は『韓非子』(出口会長さん推薦でしたね)と考えていました。
しかしながら、岩波文庫の『韓非子』は全4巻と、いきなりハードルが高いので、躊躇していたところ、偶然立ち寄ったブックオフの書棚にこちらが鎮座していまして・・・(^_^;)
101.『「韓非子」を見よ! 』 守屋洋著 知的生きかた文庫
はい、これは大変面白く分かりやすい!
しかしながら、その内容は・・・(ToT)/~~~
人間を動かしている動機は何か。愛情でもない、思いやりでもない、義理でも人情でもない。ただ一つ、利益である、というのが韓非子の認識であった。<p3>
確かに日本の社会は、伝統的に性善説に基づいて運営されてきた。そのせいか、現代でも性善説に過大な期待をかけようとする。それで、まあまあ、なんとかやってこられたのは、世界の中でも稀な例の属する。<p4>
そんなタイミングだったのか、昨日届いた田坂広志さんの特選メルマガは、こんな内容でした。
『この国の「貧しさ」』
何年か前、参議院の参考人として招かれ、
議員の方々から、次の質問を受けました。
国の「豊かさ」とは何でしょうか。
どうすれば、我が国は、
「豊かな国」になることができるのでしょうか。
この質問に対して、心に浮かんだのは、
ただ一つの思いでした。
我々は、どこまで豊かになれば、
自らを「豊かな国」と考えるのだろうか。
その思いでした。
半世紀を超えて戦争のない国
世界第三位の経済大国
最先端の科学技術の国
世界一の健康長寿の国
世界有数の高等教育の国
歴史を振り返るならば、
かつて、こうした境遇に恵まれた国は、
この地球上に存在したことはなかった。
我が国以上に「豊かな国」は、
かつて、存在したことはなかった。
そのことに気がつかない。
それが、
この国の「貧しさ」なのかもしれません。
2003年9月1日
田坂広志
はい・・・<(_ _)>
「吾唯知足」
「報恩感謝」
そうだ、京都に行こう・・・(^_^;)
残りの人生9,589日目の本日は今年最後の土曜出勤日!
有意義に活用して参りましょう♪
ではでは。
by cherrylayla | 2013-12-14 07:34