2013年 09月 02日
『論語』の読み方・・・ちぇりーさんの場合
72.『論語』 金谷治訳 岩波文庫
お正月から初めて、マルッと8か月。
朝のルーティンとして、毎日2話、8月からは月末に読了するために、毎日3話取り組みました。
2~3話なら、数分で読めちゃうでしょと思われるかもしれません。
しかしながら、今回、ちぇりーさん、先ず原文をノートに書き写すことにしました。
その上で、参考書を3冊準備して、文庫本にメモを書き込みながら、じっくり向き合ってみたんです。
こんなことしてると、毎朝30分くらいアッという間に経過してしまいます。
8月末で243日経過していますので、約120時間ですか・・・
我ながら、ホント、良く続いたものですね。
ちなみに参考書とは、既に読了していたこちらの2冊
・『使う!「論語」』 渡邉美樹著 三笠書房・知的生きかた文庫
・『世界一わかりやすい「論語」の授業』 一条真也著 PHP文庫
美樹様の文庫本は、ずいぶん前に購入して、知人に貸したまま戻ってこなかったので、改めてブックオフで買い直した1冊です。
一方、一条さんは、40歳の時に『論語』を40回読んだ猛者なんですね。・・・ちぇりーさん、一時期、ハマった時期がありましたね!
そして、参考書の中で、最も多くが深い、今回初めて読了した1冊。
73.『渋沢栄一「論語」の読み方』 渋沢栄一著、竹内均編 三笠書房
これは、読み応えがありましたね。
また事例を読むだけで畏れ多いというか、維新の立役者たちが、バッサバッサと斬られまくりです・・・<(_ _)>
今回、参考書を頼りにしながら、改めて痛感したことは、
仁の道は、かくも果てしなく遠いものなのか・・・
ということ。
そして、何故、ここまで時間をかけて向き合ったかというと、メモを記入した岩波本を、いつか娘が必要になった時に、参考にしてほしいと思いまして・・・これホント!
きっかけは、娘の学校の漢文演習ノートでしたね・・・(^・^)
もちろん、いろんな解釈ができるのが『論語』の素晴らしさですから、彼女なりに気づきを得てもらえると、嬉しいですね。
まあ、そもそも手に取ってもらえるかどうか、わかりませんが・・・(^_^;)
最後に有意義だったことをもうお1点。
朝のルーティンといえば、途中から、『易経一日一言』にも取り組み始めたのですが、『論語』と深く向き合ったことが功を奏したのか、大変理解しやすいんですよね!
もし、『論語』を読んでいなければ、途中で投げ出していたかもしれません・・・ひょっとして両方ともかも・・・
おかげさまで、昨日から朝のルーティンは、その『易経一日一言』だけになりましたので、今度は少しずつ、積読になっていたこちらの本を読み始めてみようかな・・・(^_^;)
そして、これを機会に、古典に触れる機会を増やしていこうと思います!
残りの人生9,692日目の本日も、「論語読みの論語知らず」を避けるべく、学びを実践して参りましょう!
ではでは。
by cherrylayla | 2013-09-02 03:58