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自動車保険配布スキンパーツ1 7日間で突然頭がよくなる本・・・気づき&実践編

昨日のコネタをひっぱります!

著者の小川仁志さん、最低限の教養を学ぶにあたり、専門である哲学について繙いていかれます。

押さえるべきは、哲学史とその概念とのこと。

前者の哲学史では、

  古代ギリシャ  ソクラテス、プラトン、アリストテレス
  中世       アウグスティヌス、トマス・アクィナス
  近代       デカルト、ロック、カント~ヘーゲル、マルクス、キルケゴール
  現代       デリダ、トゥルーズ、アドルノ、アメリカ政治哲学


と挙げられていましたが、ちぇりーさん気づいたのは、近代までは、辛うじて名前くらいは耳にしたことがありますが、現代の方々については全く名前も知らなかったという事実・・・(-_-;)

いきなり、「無知の知」を受け容れることを強いられてしまいました・・・

続いて、哲学の概念について、10項目ということで

  カテゴリー、主観と客観、時間と空間、イデア、運動として捉える
  弁証法、差異として捉える、構造主義、因果関係、人間にとっての意味


と挙げられていましたが、これだけでは何が何だかわからないですよね・・・ちなみに、概念については、プラス20項目挙げられていましたが、ここまででもうお腹いっぱいでした・・・((+_+))

これら前提条件を踏まえ、哲学思考を進めてみると、こんな感じのようです。

  頭をほぐす(モノの見方を変える、常識を疑う) → 価値の転換 → 本質へ

う~む、ちぇりーさん、伝える力が足りないですよね・・・(-_-;)

しかしながら、ちぇりーさん、自分の中で、このあたりから閃くものがありまして・・・

これって、先日師匠が京都のすば経でお話しされていた、「視点・視野・視座」に相通ずるものがあるという気づきから、安岡正篤先生の思考の三原則「多面的・長期的・本質的」という考えを噛み砕いているんだと!

小川さんも著書の中で、

  論理的に話せない人というのは、何が問題なのか。それは、一言でいうなら、頭の中が整理できているか否か

というフレーズを持ち出されていますが、ここでいう整理というのは、

  持ちうる教養から対象をグループ分けし、哲学概念を駆使して整理し、一言で表現する

というプロセスに他なりません。

でも、これって、いわゆるファシリテーションスキルの一つですよね♪

ちぇりーさんも、己の反省を込めて振り返ると、相手に説明する際、より具体的にと意識したりすることが多かったのですが、具体的に説明すれば説明するほど、本質から離れてしまうリスクが高いんですね!

逆説的な印象を持たれるかもしれませんが、やはりそれは説得行為というか操作主義がさせることで、本来は、相手が気づくまで(腹に落ちるまで)待ってあげる必要があるわけです。

もちろん、ビジネスに限らず、デッドラインというものは存在しますので、限度がありますが、相手の成長を考えるなら、いや自身もリーダーとして成長したいなら、なおのこと必要なことなんだと思います。

休み明けにずいぶん真面目なカキコになっていますが、相手からみて

  化かされているみたい

と思うくらいで丁度よいのかもしれませんね。

はい、たった今、ちぇりーさん、ある出来事が脳裏を過りました。

師匠の勉強会(経営品質協議会セルフアセスメントコース)に初めて参加した折(2003年秋)、師匠が発する経営用語が全く分からず、堪らず休憩時間に相談したところ、師匠からの処方箋は、

  ちぇりーさん、本を読んだ方がいいですよ

というものでした。

その時のちぇりーさんの感想は、

  はあ・・・、本を読めばいいんですか・・・

というもの。

ちぇりーさん、それなら化かされてやろうと、その日以来、意識して本を読むようになりましたが、何故か性分の天邪鬼は顔を出さず、素直にアドバイスに従ったことが、今につながっているように感じます。
☆歩みは相変わらず鈍間なままですが・・・<(_ _)>

そんな発見ができたことも、今回の読書の有意義なところでしたね♪

本書の中で、小川さんは、こんな表現もされていました。

  抽象的というのは、英語でabstractといいますが、その語には「深遠な」という意味や、名詞で「要旨」という意味があるのです。つまり、深い意味であり、また大事な部分を表してくれるわけです。まさに本質です。

分かりやすく説明することが、頭のいい証拠という考えとは、真逆とも思えますが、

  大事なことは考え続けること

という行為を、愚直に実践できない人には、未来がない・・・変革の時代だからこそ、そんなことを改めて感じましたね。

まあ、これも捉え方ですので、本書の賛否は読み手それぞれにお任せしますが、ちぇりーさん的には、大切なことを改めて認識させてくれたという意味で、良書でした!

そうそう、ちぇりーさんといえば、後半に掲載されていた哲学者の収斂された言葉は、コピーライティングのセンスを磨く上でも、大変参考になりましたので、転載しておきますね!

  言い切り型  万物の根源は水である[タレス]
  体言止め型  警句をよく吐く人、悪い性格[パスカル]
  ショック型   人間は自由の刑に処せられている[サルトル]
  造語型    私たちの現存在は、問うことのできる存在である[ハイデガー]
  謎かけ型   あるものはあり、ないものはない[パルメニデス]
  極論型    存在することは、知覚することである[ヒューム]

如何でしょうか?

久しぶりに真面目なカキコを長々と続けてしまいましたが、おかげで頭の中がスッキリした感じで、残りの人生9,817日目を始めることができそうです。

その本日は、月末ということですから、明日はもう5月なんですね。

これで、2013年も3分の1が終わります!

少しペースを上げて、顔晴ってまいりましょう(―_―)!!

  ソ、ソ、ソクラテスか、プラトンか~ ニ、ニ、ニーチェか、サルトルか~♪

  みんな悩んで大きくなった~♪

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ではでは!

by cherrylayla | 2013-04-30 06:52

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