2012年 06月 02日
5月の書縁・・・その3・・・生教育
大気も不安定な状況が珍しくありませんが、お天気だけでなく不安定な現象を目にすることが多くなったように感じます。
ここ最近の新聞を眺めていても、茶番とも思える大飯原発に対する大阪市長の豹変ぶり、円独歩高の様相の為替市場、シリアの虐殺報道等々、様々なレベル、局面において、そんなことを思わずにはいられませんね。
そうそう、為替といえば、昨日から円と人民元の直接取引が始まりましたが、これも結構凄い話だと思います。
アメリカさんの許可を得てスタートしたのだと思いますが、そうでないとしたら、それはそれは怖ろしい結末が・・・汗
トンデモ話レベルで済んでいれば良いのですが・・・怖いですね~
まあ、そんな世の中のことに振り回されず、自分を作るために取り組むのが読書というもの。
引っ張りましたが、5月残り分をまとめてご紹介いたします!
13. 小さな会社がNo.1になれるコア・ブラント゛戦略 加藤 洋一著 PHP研究所
14. 資格がなくてもデキる人になる本当の理由 加藤洋一著 フォレスト出版
15. 御社の売上を増大させるUSPマーケティング 加藤洋一著 アスカビジネス
先日、業界団体主催のマーケティングセミナーの講師を努められた加藤さんの著作。セミナー受講後、講師席へ乗り込み、無理矢理譲っていただいたのが13と14(もちろん代金はお支払いしましたよ・・・笑)。15は、以前社員さんが受講した際、購入したままオフィスの書棚に鎮座していたモノで、今回マトモに初めて向き合いました。大切なことは、実践すること。そういう意味で、早速今週の朝ミーティングで、そのエッセンスを活用させていただきました。内容は・・・というより、小さな約束こそ守った方がいいですよね(苦笑)。
16. 沖縄文化論・・・忘れられた日本 岡本太郎著 中公文庫
これは、なかなかの問題作だと思います。というか、岡本太郎さんの存在自体が、良い意味で素晴らしく問題なわけで・・・特に久高島再訪の増補部分は・・・“残酷でありばがら浄らかだ。強烈な世界である”・・・と表現されていましたが、後生を撮影するご本人の方がよほど強烈で・・・何もない、だからこそ聖地。いろいろなことを考えさせられる作品です(ちなみにあとがきの日付は1961年1月・・・50年以上前なんですね)。
17. ローマ法王に米を食べさせた男 過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?
高野誠鮮著 講談社
一言、高野さんエゲツナイ方です。前半を読み終えて、何だか自慢話本なのかと、実は途中でしばらく中断していました。しかしながら、割り切った気持ちで後半に向き合うとスイスイスイと読み進めることが出来ました。合う人と合わない人が如実に表れる本だと思いますが、ちぇりーさん的にはちょっと無理したかなあ・・・苦笑
18. ここ・・・食卓から始まる生教育 内田美智子著、佐藤剛史著 西日本新聞社
17で生まれたモヤモヤ感を清浄な空気で拭い去ってくれたのがこちらの1冊。実は半年以上前amazonでオーダーしたものの、数ヶ月経っても届かず入手不可状態だったのですが、再度オーダーすると、ようやく手元にやってきました。これがご縁というかタイミングというものなのでしょうか。ちぇりーさん家の絆は、食で繋がっていることを思い知らされた1冊でもあります。気づきに、書縁に感謝!
はい、ということで、今回のシリーズの中で1冊となれば、文句なしにこちらですね!
“性教育”ではありませんよ、“生教育”ですから!
こういう本こそ娘に読んでもらいたいものですね。
そして6月も、すてきな書縁に恵まれますように♪
ではでは。
by cherrylayla | 2012-06-02 07:52