2011年 05月 23日
定勝寺の木彫り達磨
☆それにしても、よく降りました。
娘は、中間考査明けということで、クラスメイトとカラオケ&大須散策という予定を聞いていたので、ママサンが起きてくると、明日は雨みたいだから今日の内に茶臼山に芝桜でも見に行こうかと提案してみました。
そんな話がまとまった頃、NHKの早朝番組小さな旅で御嶽山を取り上げられていたんですね。
それを見ていたちぇりーさん、御嶽山に呼ばれているような気がして、茶臼山をやめて開田高原に行ってみようという話に急展開。
先月、京都の粋人さんがコネタにされていたことも呼び水になっていたかもしれません。
7時には出発しようということで、土曜日しては珍しく早起きしてきた(余程カラオケが楽しみなんですね)娘をおいて出かけることに。
出発の30分前、ママさんの発案で、せっかくならお父さんたちも誘ってあげようということで、実家に電話してみると眠そうな母上の声が・・・土曜日の6時30分ですから当たり前といえば当たり前(苦笑)?
誘ってみると、電話の後ろから父上が、開田高原なら行くぞ!準備するから直ぐ来い!という感じで、潮見が丘の実家へ向かうことに。
仏壇に挨拶を済ませ、出発したのが7時15分過ぎ。
豊明から伊勢湾岸にのって、一路中津川インターに向かいました。
途中、屏風山PAで朝食をとって、中津川から19号を北上。
最初の目的地は、道の駅みたけで地の野菜を買いましょうというプランだったのですが、道中の車内で、大桑村の須原宿に定勝寺という知る人ぞ知るお寺があって、先日TVで紹介されていたらなかなかだったという情報が父上から提供され、せっかくなら足を運んでみようと、これまた急遽参詣することになりました。
これが、大当たりだったんですねえ。
しかも、偶然にもちぇりーさん家の宗派である臨済宗妙心寺派のお寺でした。
渋い山門をくぐると立派な庭園が飛び込んできました。
いやいや、参詣して解ったことなんですが、木曽三大寺(そんなブランド知りませんでしたが・・・苦笑)にも数えられ、しかも木曽エリアでも最古刹ということなんですね。
14世紀に木曽家十一代の源親豊が木曽川畔に創建し、その後、洪水により三回流失し1598年(慶長3年)に現在の場所に移建・再興されたんだそうです。
ちなみに、現在の本堂、庫裡、山門も再興当時の建物で、国の重要文化財にも指定されているとのこと。
いやいや、これはかなりラッキーな選択でしたね。
ご本尊は釈迦如来でしたが、圧巻だったのはその本堂の向かって左に鎮座する大きな達磨像。
木曽檜の木彫りでつくられた東洋一の木製達磨像なんだそうです。
何だかちぇりーさんの底の浅さを見透かされているようで、謙虚な気持ちになることができましたね。
それにしても、旅の入口からいきなりすてきなご縁をいただき、ツイてる!
木曽路は意外に未踏の地が多いので、今後の探訪が俄然楽しみになってきました。
定勝寺、19号から車で1分程度ですし、木曽路方面に向かわれる方には是非立ち寄っていただきたいオススメスポットですね。
ちぇりーさん、達磨大師からパワーをいただき、今週も顔晴って参ります!
ではでは。
by cherrylayla | 2011-05-23 04:20