2011年 03月 29日
価値ある情報
その理由は、テンションが異常に落ちてしまうことと情報があまりにもショボイこと。
テンションについては、被災地の皆さんには大変申し訳ないのですが、このところの頸椎ヘルニアの悪化(疼きまくっていること)は、少なからず悲惨な映像からのストレスのような気がしています。体の軸が捩れてしまっているので、地震発生の翌週から2週間近く、ルーティンの腹筋とスクワットを中断しているんですね。
☆テレビ局内でも映像編集を通じてPTSDが問題になっているようです(涙)。
情報がショボイという面では、真実を報道できないという事情もあるのかと勘ぐってしまいます。
原発の構造なんか説明されても、我々には何の意味もないことが分からないのでしょうか?それよりも、今何をすべきか、今後の可能性はということに焦点を絞って、TVという媒体の持つ力を十二分に発揮していただきたいと思っています。もちろん、リスクについても、しっかり盛り込んでいただいて、我々一人ひとりが判断できる情報を真摯に提供していただきたいと切に願います。
それが望めないから、見ないようにしているのですが・・・涙
その一方で、ネットを中心として、参考にすべき情報はたくさん溢れています。
twitterやfacebookでは、たくさんの勇気と元気をいただいたりもしています(本来これはTVの役割だと思うのですが・・・)。
Twitterといえば、昨日師匠が(週末はありがとうございました!)、貴重なつぶやきをされていました。
信じる信じないは別にして、ひとりでも多くの人に武田邦彦さん(中部大学)のブログ「原発 緊急情報」は毎日読んでもらいたい。→ http://takedanet.com/
実は、ちぇりーさんも可能な限り毎日チェックしていますが、とにかく大変分かりやすい!
国民必読だと思っています!
もちろん鵜呑みにするのではなく、全ての情報の取り扱いの原則は、判断は自分自身で、ということですね。
ところで、先月読了した、大前研一さんの『お金の流れが変わった!』。震災後、ちぇりーさんが感じたとおりのamazonレビューが痛いのですが(涙)、先週末、大前さんの講演映像を見て認識を新たにしました。
まずは、痛い内容というのはこのあたりで・・・
棚ぼた式に儲かる原子力発電~首都圏近郊に原子炉をつくれ
とにかく原子炉建設に関しては、日本企業が現在、非常に有利なポジションにいるのはまちがいないのだから、いまこそ日本は原子力を「国技」として、そこに人材を優先的に投入すべきだというのが私の意見である。<p185>
いまこそ日本は国策として原子炉を強力に推し進め、最強の輸出産業に育て上げるべきなのだ。そのためには、それを妨げている要因を取り除かなければならない。そうすると最大のネックは、原発は「怖い」「汚い」という国民の誤ったイメージだから、まずはそれを正すことに全力を挙げる。<p187-188>
国民の理解と合意が得られたら、ぜひ首都圏の近くに原子炉をつくってほしい。そうしたら送電ロスが少なくなるので、当然それは、電気料金のさらなる引き下げにつながるからだ。<p189>
湾岸100万都市構想~ウォーターフロントの高級住宅を安い値段で
湾岸地区を21世紀にふさわしい近代都市として徹底的につくりなおす。上下水道や電気・通信などの地下埋設はもちろん、道路を拡張し、立体交差にして渋滞が起こらないようにする。さらに災害時に備えた食料の備蓄設備をつくっておく。地震を想定した液状化対策や土壌改良なども施す。<p216>
・・・・・・付近にはマリーナをつくってヨットやボートを置き、そこから海に出られるようにすれば、住みたいという人は世界じゅうから集まってくるはずだ。<p218>
福島原発と大津波の惨状を目の当たりにした後には、ちょっと辛いですよね。
ところが、ここからが大前さんの凄いところ。
Youtubeにもアップされていますが、悲惨な現状から将来をしっかり見据えた提言は、ちぇりーさんが考えていた(思い浮かべていた)内容とかなりシンクロして、見応えがありました。そういう意味では、前述の著書の値打ちを上げる内容だと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=8GqwgVy9iN0&feature=related
流石、元原子炉エンジニア!
是非、見ていただきたいですねえ。
☆進行役の野中美里さんも要チェック!
価値ある情報は、しっかりご縁のある方々に伝えていきたい。
今回もそんな大切なことを師匠から学ぶことができました。
感謝∞
そして本日も前を向いて、胸を張っていきましょう!
ではでは。
by cherrylayla | 2011-03-29 04:26