2010年 11月 27日
ドラッカー先生の『コミュニケーションの基本』
ちぇりーさんの大好きな内容でしたね。
『コミュニケーションの基本』
以前にも、何度もコネタにしていますね<09.8.28、10.5.31>。
昨日の朝、今年のルーティンということで、11月26日のページを開くと、思わず手帳に書き出していました。
それをまたまた転記したいと思います・・・安直だなあ・・・って、完全に自分のためですね(苦笑)。
コミュニケーションを成立させるものは受け手である。聞く者がいなければコミュニケーションは成立しない。無意味な音波しかない。
全く当たり前の事実でありながら、意識してコミュニケーションを図っている方の割合は・・・何と低いことよ(泣)!
その1 人は知覚できるものしか知覚しない。コミュニケーションは受け手の言葉を使わなければ成立しない。受け手の経験にもとづいた言葉を使わなければならない。
ちぇりーさんごときで僭越ですが、知覚したいと思うものしか知覚しないと言い換えた方が良いかも知れませんね。
その2 人は期待しているものだけを知覚する。期待しているものを見、期待しているものを聞く。期待していないものは受け付けない。
やっぱりそうでした(苦笑)。人は都合のいいように受けとめ、都合のいいように考え、都合のいいように行動します。そんな大前提において若干の葛藤を覚える程度が関の山、なんて言える資格は、ちぇりーさんにはありません。
その3 コミュニケーションは受け手に何かを要求する。したがって、それが受け手の価値観、欲求、目的に合致しないとき、まったく受けつけられないか抵抗される。
はい、如何に相手のことを知り抜くかにかかっていますね。まずは、相手に興味を持つことから。義務感で相手のことを知ろうなんてスタンスでは、直ぐにボロが出てしまいます(涙)。
その4 情報は論理の対象である。形式であって意味はない。記号である。受け手が記号の意味を知らなければ、情報は使われるどころか受け取られることもない。
これ、実務レベルで直面する大きな壁だと思います。表現が適切でないことを承知で続けますが、例えば幼稚園児レベルの情報(言葉)しか理解できないまま、発信側がそのレベルに合わせ続けていては、組織自体が世の中から退場を迫られてしまいます。そこは如何に組織を挙げて学習する習慣を身につけることができるか。もちろん重要なのはリーダーシップであることは言うまでもありませんが、ある程度個々の資質も問われるのではないでしょうか。点火をしようとも、そもそも不燃物には火が点きません。物ではなく者であれば、突然変異の可能性も否めませんが・・・
それにしても、改めて如何に自分自身が徹底できていないかを、これでもかと解りやすく教えていただけます。
恐るべしドラッカー先生。
本日は土曜出勤日で、女性陣は全員代休取得。オフィスは男どもで守りますが、午後から外出予定。移動中には、鞄にドラッカー先生の書籍を忍ばせて参りましょう。
ではでは。
by cherrylayla | 2010-11-27 07:32