2010年 10月 06日
救援力
前日の医学生理学賞に続き、昨日は物理学賞が発表され、本日以降、化学賞、文学賞、平和賞、経済学賞と順次受賞者が決まっていきます。
ちなみに過去の日本人受賞者は、アメリカ国籍を取得されていた南部陽一郎さんを含めても16名。
うち2000年以降の受賞者が8名を数えますので、絶対数は少ないながら、今後日本人の功績に対する評価が飛躍的に高まっていくことを期待したいですね。
☆足下とも言える若年層の基礎学力低下が心配されますが・・・文部行政失態のツケが・・・
そういえば、経済学賞のみ日本人受賞者がいませんが、そもそも経済学賞はノーベル自身が遺贈したものではないので、厳密にはノーベル賞ではなく、正式名はアルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン国立銀行賞というそうなんです。
Wikipediaによると、上記の理由から、賞金はノーベル財団からではなく、スウェーデン国立銀行から拠出されているそうなんです。そんな経緯から、もし日本人が受賞した場合、他の正規のノーベル賞の賞金は非課税であるのに対し、経済学賞については課税対象予定なんだそうです。
何だかビミョーですね。
さて、受賞といえば、このところ続いている野球ネタではノーベル賞に匹敵するのは正力松太郎賞ですが、現役選手の勲章はMVPですよね。
個人的な感想ですが、もしセリーグのMVPがドラゴンズから出るとしたら、高橋・浅尾・岩瀬の3名共同受賞してもらいたいです。
いや、この3人凄いですよ。
黄金期の井端・荒木の二遊間も凄かったですが、今年の救援陣は神懸かりでしたね。
その一方で、同じ親会社でも中日新聞の記事のレベルは・・・
五つの力の連載ですが、昨日の「救援力」、今朝の「決定力」と読む価値にあたらないというのが正直な感想です。
まあ、そんなこと嘆いても仕方ないですね(苦笑)。
せめて、日経夕刊のマエケンの記事くらいは読ませて欲しいなあ。
というか、昨日の紙面ではマエケンの人柄をPL時代のエピソードを交えて紹介していましたが、若いのにできた人間だったんですねえ。
ちょっとファンになってしまいそうです。
いつもニコニコしていて、後輩にも『ありがとう』と素直に言えるタイプ
上下関係の厳しさからくる威圧感とは無縁で、むしろ目下の者の能力を引き出すムード作りに心を砕いた。
しかも、練習に手を抜かない。簡単なプレーこそ全力だった。
PLのエースなら天狗になってもおかしくないのに、その気配さえない。27年間のスカウト人生でピカイチだった。
そのスカウト氏が一言、「両親の育て方が良かったのでは」。
やはり、親の姿を見て子は育ちますから、そうなのでしょうね。
ちぇりーさんの場合、今のところ娘は素直に育ってくれているようですが、この先、困難に直面した際、とにかく信じ、認めてあげるという救援力を親として発揮してあげないといけませんね。
マエケン選手のエピソードで面白かったのは、推定5000万円に近い年俸は、今もお母さんが管理して、マエケンは一定額を「お小遣い」として受け取っているんだそうです。
お母さん曰く、「だって、人間は大きなお金を持つと変わっちゃうでしょ」。
ちぇりーさん決めました。マエケン、来シーズンから応援します(笑)。
ではでは。
by cherrylayla | 2010-10-06 06:52