2010年 04月 14日
中部銀次郎 珠玉の言霊
ミケルソン選手、今回で3度目のグリーンジャケットを袖に通したわけですが、史上最高のレフティというだけでなく、今回の優勝で実績においても語り継がれる選手の仲間入りを果たしたんだと思います。
凄かったのは、3日目の18番ホールのロブショット。
踏み固められたライからフルスイングをしてあの距離しか出さないというのは、タイガーでも難しいのではないでしょうか。
やはり、何か突出したものを複数持ち合わせていないと、一流はまだしも、超一流にはなれないのでしょうね。
その超一流といえば、アマチュア界では、もちろんこのお方、中部銀次郎さん。
ちぇりーさん、大好きですので、何度もコネタにしていますが、今回も調子に乗って・・・
先日、久しぶりに手にしたゴルフ本。
本といっても雑誌色が濃いものですが、こちらの一冊です。
『書斎のゴルフ』特別編集 中部銀次郎「悟りのゴルフ」
ちぇりーさん、こちらのシリーズは、以前『新書斎のゴルフ (No.7)』にて、
大特集 中部銀次郎 珠玉の訓え
というものを持っていましたが、今回、おやっ?と思ったのが、版元が違うんですね。
以前のものは、ダイアプレス社さん。今回は、日本経済新聞出版社さんでした。
何でかな???
まあ、そんなことはさておき、内容は前作以上に力の入ったものだと感じました。
特に気に入ったのが、こちらのコーナー。
『中部銀次郎 珠玉の言霊』
1.起こったことに鋭敏に反応してはいけない。やわらかくやり過ごす。
※ちぇりーさんの気づき → ゴルフにはいつだった謙虚さが必要、もちろん経営にも、一呼吸おくのが秘訣
2.すべてのことを<あるがまま>に受け入れる。
※ちぇりーさんの気づき → ゴルフでも経営でも、覚悟を決め心の平静さを保つこと
3.言い訳はしない。
※ちぇりーさんの気づき → ミスの原因は己にあり。経営ならなおさらのこと。
4.プレー中は、余計なことは言わない、しない、考えない。
※ちぇりーさんの気づき → 言葉が動作を束縛する。やるべき事を愚直に取り組め
5.ゴルフは心のゲームである。
※ちぇりーさんの気づき → 体を動かすのも心、自分の心と正直に、素直に、謙虚に向かい合い、常に穏やかな気持ちで・・・お客様、社員さんに対しても同じこと、心を込めて一所懸命に
6.最悪を覚悟して、最善を尽くす。
※ちぇりーさんの気づき → 人事を尽くして天命を待つ、気持ちを動揺させず、リスク管理をしっかりと
7.次善を求めて、最善を尽くす。
※ちぇりーさんの気づき → 完璧を求めるな、安全圏を意識し、穏やかに、大らかに
8.原因は何であれ、結果は潔く受け入れる。
※ちぇりーさんの気づき → 予めミスを許容し、ミスを認める。その上で、己を赦し、原因究明はしっかりと
9.ゴルフには平均の法則が作用する。
※ちぇりーさんの気づき → 経営にも山有り谷有り、アンラッキーを嘆かず、確率を上げること
10.ゴルフは<姿勢>が問われるゲームである。
※ちぇりーさんの気づき → 体の構え<アドレス>と心の構え、経営も全く同じ
ちぇりーさんの気づきの集大成としては、
ゴルフはアドレスに始まりアドレスに終わる
経営も理念に始まり理念に終わる
アドレスこそゴルフの基本、ゴルフの全て
理念こそ経営の基本、経営の全て
心も体もスクエアに
ハンドル同様、もちろん遊びもほどほど、リズムとテンポを気持ちよく
まさにゴルフ道、そして経営道ですね。
やはり、ケータイ電話を持込ながらの、ながらラウンドはあり得ないと、感じるちぇりーさんです(苦笑)。
今度は、名著『もっと深く、もっと楽しく』について語っちゃおうかな(笑)。
ではでは。
by cherrylayla | 2010-04-14 06:56