2009年 10月 13日
海苔巻きの会
お世話になっている女性経営者Nさんのお誘いで参加して参りました。
会の主催者はそのNさんを含め3~4名の日本酒好きの方々。
その主催者のご縁で集まったのは、ちぇりーさんを含め30名弱の強者たち?でした。
いやいや、そんな表現をすると、いかにも酒豪揃いという感じですが、全然そんな雰囲気ではなく、中にはどちらかというと下戸の方もいたりと、日本酒を介してご縁を楽しむといった風情です。
会場に早めに到着したちぇりーさん、勝手にペースをつくって、早速5人のグループを構成(笑)。
皆さんすてきな方々ばかりでしたね。
最初にお声掛けさせていただいたのは、ちぇりーさんよりも少し年上と拝察した知的な女性。
アパレル関係の方かと予想していたら、思いっきり事務職だというのは意外でしたね。
続いてお声掛けしたのは、ちぇりーさんよりも一世代若めと思われるカップル。
なんでも高校時代の合唱部の同級生だそうで、いまでも卒業生を中心に合唱サークルで活動されているとのこと。ちなみにお仕事は、男性は青果市場勤務、女性は看護士さんでした。
そして、その輪に入っていただいたのが、凛とした雰囲気の女性。なんと一級建築士の先生でした。
嬉しかったのは、ちぇりーさんと同級生ということ。
宴が進むにつれ、次回はこの仲間でワイン会、なんて感じで盛り上がってしまいました。
その宴のスタート前に、参加者が持ち込んだお酒を記念撮影。
この後、遅参された方々も一升瓶をはじめ、一人ひとりがお気に入りのお酒を次々に紹介。
驚いたのは約30本持ち込んで、被った銘柄が一種類だけというもの。しかも被りながら、お酒の種類は異なっていましたから、同じ酒は一本もなかったことになります。
これも凄いことですね。
日本酒の奥深さ、改めて感じることができました。
改めて感じることができたといえば、日本酒の素晴らしさ。
いやいや、場の空気のアシストもあったとは思いますが、それにしても美味いです!
ちなみにちぇりーさんのグループは、こんな感じでスタート。
乾杯は、一級建築士のIさん持参の『醴泉(レイセン) 純米大吟醸』。岐阜県は養老の地酒で、こちらの銘柄はJALのファーストクラスでも出されているようです。乾杯には最高のお味でしたね。
2杯目は、ちぇりーさん持参の『勲碧(クンペキ) 秘蔵純米原酒』。地元愛知江南のお酒ということでしたが、実は自身も初体験。会に向かう前に、お酒の指南役、neroの店長にチョイスしていただきました。コテコテの日本酒という情報通り、1杯目とは全く異なる味わいでしたね。
3杯目は、最初にお声掛けした知的なHさん持参の『獺祭(ダッサイ) 磨き三割九分純米大吟醸』。いや、これは美味しい!Hさん自身、お酒は詳しくないと謙遜されていましたが、なんでもインターネットで人気ナンバーワンだったからと、検索結果の出力用紙を持参してデパートで購入されたそうです。その姿勢に頭が下がります。主催者のひとりである某ビール工場の副工場長を務められているKさんからも、『獺祭』を持ってこられるなんてセンスいいですねと褒められていました。ちなみに蔵元は山口県の山奥の小さな酒蔵なんだそうです。
この後は、他のグループへ遠征したり、お声が掛かったりと、もう訳がわからない状況でしたが、とにかく楽しかったですね。もちろん30種類近くありましたので、その全てを味わうことはできませんでしたが、それでも半分ほどは制覇できたのではないでしょうか。
いろいろ呑んでちぇりーさん自身、今回の一番のお気に入りは地元愛知県常滑市は澤田酒造さんの『白老 特別純米』。地元のお米で特別に醸造した逸品なんだそうですが、これは良い意味で何とも言えない雑味があって、淡麗辛口が苦手なちぇりーさんにはピッタリでした。これだけで何杯もおかわりしていましたね。
会場を提供いただいたお店の料理も日本酒にピッタリ。
お酒は全て持参でしたから、売上は料理だけでしたので、何だか申し訳なかったですね。しかもあの値段であの内容・・・良い店を教えていただきました!
ちなみに、この会の名前は『海苔巻きの会』というそうで、参加条件は、
①酒癖が悪くないこと。
②楽しく飲める人。
③お酒一本持ってくること。
④仕事の場としないこと。
というもの。
海苔巻きの由来は解りませんでしたが、とにかく、楽しい集まりでしたね。
Nさん、すてきなご縁をありがとうございました。
また尾張のワイン会も是非お誘いくださいませ。
それにしても、楽しみ方を解っている方々との時間は、ホント有り難いですね。
そう言う意味では、仕事も波長が合う方々と進めたいモノです。
そんなすてきなご縁が今週も恵まれますように。
ではでは。
by cherrylayla | 2009-10-13 04:19