2009年 07月 21日
ポストマネー資本主義
悔やまれるのは18番のセカンドショット。
完璧なショットと思われましたが、グリーン奥に零れてしまったところから悲劇の始まりでしたね。
対照的にウィナーのシンク選手は、その18番で難しいバーディーパットをねじ込んでいましたから、この1ホールで2打差が縮まったわけです。
72ホール中の1打の重み。
人生に置き換えてみても、一日の、いや一瞬一瞬の重みを改めて感じさせる出来事でしたね。
それにしても昨年のノーマンの活躍といい、メジャー・トーナメントで往年の名選手が活躍する姿は、心を動かされますね。
彼らには何と言っても雰囲気があります。
現役?で雰囲気を持った選手の筆頭は間違いなくタイガー・ウッズですが、そのウッズでも予選落ちしてしまうところがゴルフの奥深いところですね。
さてTVで楽しませていただいた全英オープンですが、昨日も夕食後にTVを楽しませていただきました。
NHKスペシャル『マネー資本主義』の最終回。
番組の終わりに、3人のゲスト・コメンテーター一人ひとりから、金融危機をもたらしたマネー資本主義に代わる新しい資本主義について、回答を求められていました。
『絆の』資本主義 江上剛氏
『物つくり』資本主義 西原理恵子氏
『あたため』資本主義 糸井重里氏
う~ん、どれも稚拙というと言い過ぎでしょうか・・・苦笑・・・というか、そもそも最終回の締めくくりにこんな企画を持ってくる制作側のミスでしょうね。
松平さんが最後に逃げてしまったのかなあ・・・
詰めの甘さを露呈してしまったと感じたのは私だけではありますまい(苦笑)。
せっかくの有意義な企画だったのにモッタイナイですねえ。
一方で、冒頭に紹介したワトソンの18番のプレーは、詰めが甘いという次元ではなく、ゴルフの神様の采配という気もするちぇりーさん。
ちぇりーさんも、自ら新しい一日を始める必要があるかもしれませんね。
そういえば、『資本主義』というキーワードでは、今週、田坂広志さんの新作が出版されるようです。
タイトルは『目に見えない資本主義』。
おそらく内容的には、田坂さんが以前から紹介されている、ヘーゲルの弁証法でいう螺旋的発展という切り口でポスト資本主義を説明されるのではないかなと予想されますが、新しい発見があると有意義ですね。
実は、NHKスペシャルに触発されてか、昨晩寝る前に前著である『未来を予見する5つの法則』を再読していました。
新しい価値観の中で、新しい存在価値を見出していかねば。
そんな気づきを得ることができましたね。
はい、今週も氣を高めていきましょう!
ではでは。
by cherrylayla | 2009-07-21 04:36